このあいだ、会社で同僚が新北市三重のサバヒー丼を教えてくれた時のこと。
話を聞いていた上司も、「台北でイチ押し!」と激賞する鮮魚湯(鮮魚スープ)のお店を教えてくれた。
お店の名前は「以馬内利鮮魚湯」。
場所はMRT善導寺5番出口から徒歩4分。Google先生の地図を見ると、まえに日本のお友達と小籠包を食べに行った「古北饕Goodbeitao_旗艦店」の並び。
マイ上司によると、以前は路地の屋台っぽいお店だったのが、こちらに移転してきて、お洒落な店舗に生まれ変わったとのこと。
おすすめは、鮮魚湯と炒米粉(ビーフン)または炒麺、またはビーフンと麺のミックスの米粉麺(混)だそう。
聞けば聞くほど食べてみたくなったがぁこさん。さっそく、とある週末に突撃してきた。
いつも朝はすごい行列ができると聞いて、ちょっと時間をずらして朝食には遅く、昼食には早い10時半ごろに行ってみたが、それでも5人くらいの人が並んでいらした。
しかし、お客さんの回転も速く、注文票を記入しながら待っていると、5分ほどでカウンターの席に座ることができた。
予定通り、鮮魚湯110元と、米粉麺(混)の小30元を注文。
入店する際に注文票をお店の人に渡してあったので、座ると割とすぐに料理がやってきた。
ネットの口コミでは唐辛子のたれをビーフン麵にかけるべしとあったけど、どうしたらいいのかしらとキョロキョロしていたら、お店のお兄さんんがおすすめの食べ方を教えてくださった。
曰く、「そのままで食べてもいいけど、烏醋(ウスターソースっぽい黒い酢) と蒜頭水(おろしニンニクを水で薄めたもの?)、 唐辛子だれ足すと美味しいので、好みで入れてみて!」とのこと。
教わった通りにしてみたら、ムチャ美味かった!
最初からウスターソースみたいな味はついてるので、最初はそのままで食べてみて、あとで味変するといいかも。あと、唐辛子のたれ(金属の器に入ってるほう)は、すごい辛いのでちょっとでいいよ!
そして! 大本命の鮮魚湯!!
お椀さわれないくらい熱々で登場ですよ!
お椀の中に鎮座する白身魚は「台湾鯛」や「呉郭魚」の名でも呼ばれるティラピアさん。
小ぶりだけど、丸ごと一尾入ってるって、見た目が豪華じゃありませんこと!?
お魚の周囲を飾るのは、千切りのショウガと九層塔(台湾バジル)。
さあ、さっそくいただきましょう!!
これは……スープ、マジうまでございますですよ!!!!
魚は臭みがなく、白身もウマイ。スープはショウガであっさり風味で、台湾バジルがすごく合う!
シンプルな味付でありながら、本当に、本当に美味しい!!
非常に美味で大満足なんだけど、大小の骨がすっごく多い。しかも、とっても鋭く尖っている。気を付けないと口の中やのどに刺さりそうになるので、細心の注意を払いながらいただく必要がある。
とくに、小さい子どもやお年寄りはマジで危険だから要注意。
食後はこんなかんじで、すごい量の骨ですよ。
これを見ると、先日のサバヒー丼のお店のご主人が小骨を一本一本抜いてらした下処理がどんだけすごいかがよくわかりまする。
だけど、そんなことはこの美味しさの前には些末なこと。
こんだけ美味しかったら毎日行列ができるのもうなずけるわ。
ああ美味しかった。
お店の方々も親切で気持ちよく食事ができました。
ごちそうさまでした♪
以馬内利鮮魚湯(MAP)
住所:台北市中正區杭州南路一段3號
時間:07:00~14:00、日曜定休
※月曜日は魚市場休市のため鮮魚湯の販売なし