夏の楽しみ、ライチちゃん。
台湾の主な品種は、おおむね5月末から7月にかけての短い期間だけ食べられる。
5月末から6月中旬くらいに、先陣を切って登場する玉荷包さまは、一番高級で、一番ジューシーで、一番甘い、ライチの女王様。高くてもやむなし!と思える美味しさだった。
そのあと、6月下旬くらいから登場する黒葉ちゃんは、玉荷包さまの三分の一とかの価格で、とにかくお安い! 甘さ控えめだけど、こちらも美味しかった!
そして、今週は、あちこちで糯米ちゃんを見かけたので買ってみましたよ!
私が買った青果店は値段が書いてなかったけど、枝ナシの実だけ詰めた袋が1袋100元だった。よその店では、1斤(600g)89元というのを見たから、こないだ見た黒葉ちゃんの1斤59元よりはやや高い、くらい。しかし、玉荷包様に比べれば断然にお安い。
「糯米」は中国語で「もち米」の意味。もち米みたいなもちっとした食感から命名されたんだって。
糯米ライチちゃんの特徴としては、まずは色かな。
黒葉ちゃんの濃い褐色とは異なり、糯米ちゃんは全体にパステルカラーっぽい褐色。わたしには風の谷のナウ〇カの髪の毛の色に見えた。(え?)
形は丸っこく、皮のとげとげは、玉荷包さまと近い質感。果実の見た目は黒葉ちゃんに近い。
食べてみると、食感も黒葉ちゃんに近い。黒葉ちゃんはサクッと寄りとしたら、糯米ちゃんは、名前の通りちょっと弾力を感じた。
ジューシーさにおいては、玉荷包さま>黒葉ちゃん>糯米ちゃんの順。甘みも同じ順かもしれない。
種の大きさは一番小さかったので、食いでがあるという点では一番かも。
さっぱりした甘さのライチがいいなっていう人にはベストなんじゃないかな?
でもね、どのライチも美味しいです。
みなさんも、見かけたらぜひ食べてみてね!
P.S.
あ、食べすぎは体調不良を起こすそうですので、1日10粒までにおさえるようにしましょう~