この夏のがぁこさんのマイブームはワンタン麺だった。
休日の出先や夜のウォーキングの道すがら、ワンタン麺を見かけたら食べてみる生活が夏の間続いた。
がぁこさんの夜のウォーキングは台北101のほうから中正紀念堂の近くまで、違う道を歩いたり、北や南に大きく回り道をしたり、路地の奥まで入ってみたりしながら、体力と気分によって、いろいろな道を歩く。
信義路と仁愛路の間は、近くに仁愛国民小学校があるためか、または東区と信義区の商業エリアに近いためか、この辺の路地には幼稚園や英会話教室、学習塾などがあちこちにある。
台湾は児童教育が盛んで、しかも学校の送り迎えは必須らしく、子供たちは小学校が終わると塾などに移動し、親御さんが仕事帰りに迎えに行き、そのまま外で夕食を済ませて帰宅、という流れである様子。
このため、19時ごろの子供たちのお迎えの時間になると、ファストフード店や食堂は親子連れや会社帰りのサラリーマンで混雑する。
信義路から一本奥に入った通りを歩いていると、このお店「利長春小吃店」がひときわ混んでいて、前から気になっていた。
試しにGoogle先生にお伺いすると、このお店にもワンタン麺があるという。というわけで、初めて訪問してみた次第。
19時前でほぼ満席だったが、開けっ放しの冷房が届かない入り口わきの席が空いていて着席できた。
メニュー見て驚いた。牛肉麺が115元ですって!激安じゃん!
そして、餛飩麵60元。安い。
でてきたワンタン麺は、MRT東門駅の近くの「富久湯圓大王」より大きく、東門市場の「劉家美味牛肉麵」よりは小ぶりの丼。
ワンタンも小さくない。しかも6個入ってる。
ワンタンの姿は富久湯圓大王の折り畳んだのに似ていて、ひらひらフリル大きめ、味もよし。
麺は白い細麺で、量もたっぷりで食べ応えあり。
スープは見た目からして醤油系で、うどんスープと薄い醤油ラーメンの中間くらいの味。
どっかで食べたことある味だなあと思って考えてたのだが、2回目にリピしてわかった。
あれだ、ど〇兵衛のスープに似てるんだわ!
ワンタン、麺、スープと、全体的にとても美味しい。
非常に気に入って、数日後にリピしたくらい気に入った。
お店の環境は、行列まではいかないが、ひっきりなしにお客さんが来て、イートインは常にほぼ満席、テイクアウトも待ってる人多し。店内は清潔感もある。
周りの人のテーブルを見るに、炒飯や蒸籠に入った蒸し餃子(しかも私が好きな牛肉の蒸し餃子がある!)を食べている人が多かった。
今度は蒸し餃子を食べてみたいな~!
P.S.
後日、3回目の訪問時に牛肉蒸し餃子を試してみたが、残念ながらこちらは、いまひとつ私の好みではなかった。
利長春小吃店
住所:台北市大安區安和路一段112巷8號
時間:11:00~15:00、16:30~20:30