「立法院」から出てきたがぁこさん。
続いては、青島東路を挟んでお隣にある「監察院」にやってきた。
監察院の建物は日本統治時代の1915年(大正4年)に台北庁として建てられた。設計は有名な台湾総督府の建築家森山松之助。(またこの方ね!)和洋折衷の美しい赤レンガの官舎建築だ。
下の写真は中山南路から見た様子。
1920年に台北州庁となり、戦後は中華民国衛生処および教育庁として使用されたのちに監察院の建物になった。正面玄関前の十字路に面している中央部分とその両翼が一番古い部分で、ほかは1925年以降に増築されたとのこと。国定古跡。
建物の紹介の詳細は、ぜひぜひ監察院のYoutube動画をご覧ください! 中国語の字幕だけど、写真と映像と漢字を見るとおおよそ内容が分かりますよ!
がぁこさん、ここは2022年9月の代休になった某金曜日の一般参観に参加して以来、2回目の参観である。
前回はすごかったのよ。金曜の午後イチの14時に来たら、見学者が他に誰もいなくて、ベテランボランティアガイドのおじいさんと見習いのおばさまのおふたりと私だけという、2対1の超VIPな感じのガイドツアーになったのよ! あれは得難い経験だったわ。
あの時は残念ながら玄関ホール上部のドーム部分が改修工事中で生で見られなかったので、ホールの天井を見るのが今回の一番の目的だ。
本日はガイドツアーではなくみんなそれぞれ自由参観のスタイル。ホールの受付で記名したら即見学開始だ。
まずは玄関ホールの天井のステンドグラス!
やっぱり実物を生で見るのは、立体感や質感が違います。美しい。マーヴェラス!!
他の場所は前回かなりじっくり参観したし、今日は参観者多数で混雑気味なので、さくっと見て回る。
1階に下りてきたら、どうやら中庭に出られるようだったので、屋外に出てみた。中庭から見る建物も素敵。
中庭からは、他の廊下にも出られるようになっていた。今日は1階の廊下全部開放してるっぽい。
と思ったら、奥の「議事庁」まで公開していたのには驚いた。金曜日の一般公開ではここは公開されないので、すごいレア!
さきほどの立法院の議場は傍聴席からアクリルの衝立越しに中を見たけど、ここはよりオープンで、直接開放。中に入ると、監察委員の方々の席には見学者が座って休憩している風景が繰り広げられていた。
こんな機会はめったにないので、がぁこさんも空いてた席に座ってみた。(笑)
議事会場の天井中央はドームになっていて、台湾の国花の梅の花の装飾が施されていた。なかなかきれいだ。
廊下を通って玄関ホールに戻ってくると、お隣の陳情室まで公開されていた。陳情者気分を味わえるのかな。知らんけど。
というわけで、本日の見学はサクッと終了。
外に出てきたところで、14時半ごろだった。滞在時間は正味20分くらいかな。
懸案の玄関ホールの天井ドームのステンドグラスも見れたし。予定外に議事庁まで見れて、超満足。
観光出来た方も、もし金曜日に時間があったら、ぜひ見学してみてほしい。歴史好き、建築好きの方に超おすすめです!
さて、次は最後の目的地「行政院」に行ってみよう!
2025全国古蹟日6古蹟参観記⑦につづく~
監察院(MAP)
住所:台北市中正區忠孝東路一段 2 號
時間:一般個人参観は金曜日09:00~12:00,14:00~17:00まで
料金:無料
公式サイトの見学についての注意点はだいたい以下の通り。
(参観前に公式サイトでも最新の公開時間を確認してね!)
【一般個人】
金曜の9:00~12:00,14:00~17:00、事前申請不要・当日は身分証携帯
※上記各参観時間は、祝日に当たったときは中止
※参観コースに沿って見学すること。開放エリア以外は立ち入り禁止。
※ランニングシャツ、タンクトップ、スリッパなど、乱れた服装での入館禁止。
※携帯荷物はできるだけ少なくすること。
※喫煙、飲食、ガム咀嚼、ペット、危険物持ち込み禁止。
※勝手にガイドツアーを離れて歩き回ったり、物品を破壊しないこと。
※階段で遊びまわる、階段の手すりによじ登るなどの危険行為禁止。
ここまでの散策ルート(MAP)
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