次の目的地は阿里山森林鉄道「北門驛」。
現在は「北門車站」と表示されている北門驛は、台湾鉄道嘉義駅から1.6㎞の地点にある。開業は1910年(明治43年)。開業当時、北門驛は始発駅で竹崎までの平地区間の運行だった。
1912年(大正元年)に阿里山森林鉄道が正式に開業したあとも、北門驛は引き続き始発駅として使用された。駅に隣接した修理工場が、先ほど見学してきた「阿里山森林鉄路車庫園区」だ。
嘉義製材所から線路沿いに、忠孝路を渡った先にある北門驛を目指して歩いていると、「カンカンカンカン……」と踏切の遮断機の音が聞こえてきた。
こ、これはもしや……!!
慌てて線路の柵に近づくと、前方の修理工場の方から出てきた阿里山森林鉄道の機関車と客車1両が見えた。
動いてる~~~~!! きゃーーーー!!
写真を撮って確認すると、ディーゼル機関車に「整備編組列車」と札が張られていたので、メンテナンス用の車両のようだ。
きゃーー!! メンテ用でも動いてる車両が見れて超ラッキー!!
超スローリーな亀速運転だったので、急げばこの先の踏切で待ち伏せできるかも?
踏切手前で停車中。近くで見れた!
メンテ列車は北門驛に行くみたいだったので、踏切が上がってから追いかけると、北門驛の手間でも写真を撮ることができた。眼福でしたわ。満足です!
そのまま道なりに前方に進むと、北門驛の前に出た。
ああ、美しき和風木造駅舎。
こちらの駅舎は1998年4月に嘉義市の古蹟に指定されるも、翌月火災により大部分を損傷。林務局嘉義林区管理処にる復元工事により11月に元の姿を取り戻している。
私が訪ねた2022年12月当時は、木造駅舎はまだ現役だった。この趣のある切符売り場も現役だったのですよ。素敵よね。(2023年末に駅舎機能は新駅に移転してるとのこと。Google先生の地図画像で見ると、ホテルの1階に入ってるみたい)
平日で、森林鉄道が来る時間でもないから、駅舎はとても静かだった。待合室には入れたが、ホームには入れなかったので、窓からホームを覗く。ここ、昔通ったなあ。覚えてるよ!
駅舎の中はがらんとしてたけど、古い写真や木製のSLの模型とかが見れて、なかなか楽しい。写真撮影してるカップルとかもいらした。
古い駅の雰囲気を満喫して大満足♪
駅舎から出てくると、駅前広場の向かいに、さっき台湾鉄道嘉義駅前にもいらしたマスコット「大白熊」さんが鎮座されていた。紅白縞柄マフラーはデフォなのね。
さて、このまままっすぐ進んだ先にある次の目的地に進みますよ!
2022年12月2泊3日嘉義の旅7-DAY1-7につづく~
北門驛(MAP)
住所:嘉義市東區忠孝路306號
ここまでの散策ルート(MAP)
※体験記の内容と現地の現況は異なる場合があります。
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