宿で大きい荷物を預けたのは11時過ぎ。身軽になったので、これから歩いて近辺の観光スポットめぐりにでかけよう。
お次にやってきたのは、宿から歩いて10分ちょっとの「台湾花磚博物館」。
ここは台湾唯一の花柄タイル「台湾花磚」の博物館だ。
「花磚」は、ヨーロッパで生まれた華やかな色彩の釉薬で彩られたタイルを模倣して日本で作られた「和製マジョリカタイル」を指す。大正から昭和初期にかけて日本で流行し、世界各地にも輸出された和製マジョリカタイルは、台湾にも数多く輸出されていて、当時は超高級な建材として豪商や地方の名士の豪邸などの装飾に使用された。
「台湾花磚博物館」では、台湾各地の解体される古民家からマジョリカタイルを譲り受けて保存するとともに、古い商家の建物を改装した館内で収蔵した数千枚のタイルを展示している。
ここはだいぶ昔に写真を見てから、ぜひ一度来てみたかったのよ。念願かなってようやく来れて感無量である。
なんだけど、がぁこさん、建物の入口の入り方がよく分からなくて、玄関のドアの前でうろうろしてたら、中のスタッフの方と目が合って、ドアを開けていただけた。どうも、ドアの呼び鈴を鳴らして開けてもらうシステムだった様子。
中に入ったら、スタッフの方に100元渡してチケット購入。このチケットは110元以上の商品を購入するときに50元割引券として使えるとのこと。館内は土足禁止。靴を脱いで入場する。
もう、下駄箱の前から、壁一面を美麗なタイルが埋め尽くしていて圧巻の美しさ!
木枠にはタイルの絵柄の意味の解説文が書いてあるところもあり、しばらく壁の前に立ち止まって見入ってしまった。ため息ものの美しさだわ。
博物館の建物は、古い二階建ての木造の商家の建物で、建物自体もレトロで素敵。
1階は、両側の壁を中心にタイルが張られていて、中央の台がグッズ販売コーナー。私はここで、復刻タイルのコースターを購入した。
2階も見学できる。階段にも花柄タイル。かわゆす。
2階は商家の居住空間だったと思われる。古い家具に華やかなタイルが映える。
洗面台の鏡台から猫足のバスタブや和式便器まで華やか。
2階にはタイルの保存活動や復刻活動、タイルの説明などの展示もあり、中国語だけでなく日本語の解説文もあって、非常に勉強になった。
じっくりタイルと建物と骨董家具の美しさを堪能して、最後は復刻版のタイルをお土産に購入して見学を終えると、12時半を回っていた。
いい時間だったわ……。ここは、嘉義に来たら必ず寄るべきスポットの一つだと思う!
本当に素晴らしかった! おすすめです!!
さて、次の場所も趣味全開のスポットですわよ♪
2022年12月2泊3日嘉義の旅4-DAY1-4につづく~
台湾花磚博物館(MAP)
住所:嘉義市西區林森西路282號
時間:10:00 ~ 17:30、火曜休館
料金:100元
ここまでの散策ルート(MAP)
※体験記の内容と現地の現況は異なる場合があります。
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