「雞籠中元祭」の「中元普渡」の美しい光景を堪能したがぁこさん。
夕方と逆方向に主普壇わきの細い通路を通って基隆塔に戻ると、暗闇に浮かび上がる屋上の展望台が大劇場の花道みたいに輝いていた。
振り返れば、夜の闇に煌めく主普壇とお月さま。幽玄美……。
エレベーターに乗る前にもう一度、展望台の先頭部分から基隆港を眺める。対岸の山の上にKEELUNGの字が見える。夜景も素晴らしい。
エレベーターに乗ろうとして振り返ると、エレベーターの建物のガラスの壁に、昼間と同じように主普壇が映り込んでいた。だけど昼間よりもずっと異世界感に満ちて幻想的。
今度こそエレベーターに並ぼうとしたところで、階段から人が挙がってくるのが目に入った。あれ?展望台の下ってなんかあったっけ?
一応覗いてみようと階段を下りると、何やらオシャレ空間発見。
何かと思ったら、ここは今年5月にオープンしたばかりの「遠見人文空間」という場所らしい。
中は結構広くて、基隆の名産やクリエイティブグッズなどの展示販売コーナーと、椅子やテーブルなどが置いてあった。椅子は自由に座って休んでいいみたい。
一番奥にはバーカウンターがあって、ここでドリンクや軽食を注文してテーブルでいただくこともできるみたい。
いくつかある大きな窓の前にはテーブルや椅子がセットしてあって、いろいろな角度の基隆港周辺の風景を楽しめる仕掛けになっていた。がぁこさんも港に面した窓の前の丸椅子に腰かけてしばし夜景を堪能させていただいた。
ここ素敵ね。人も少ないし、むちゃくちゃ穴場じゃん。最初に知ってたら、中正公園で座って休憩じゃなくて、ここにいったん戻ってきて冷房に当たりながら休憩したのに~~!
帰りに基隆の名産の唐辛子だれを買おうと思ってレジに持って行ったら、現金不可……! クレジットカードオンリーですって。後何とかペイはいいとか言ってたかも?だけど、悠遊卡もダメということで、結局買い物はしなかった。悠遊卡使わせてくれたらいいのになあ。
冷房効いた中で休憩できたので、歩く気力が戻ってきた。よし、地上に戻るわよ!
この日は2基あるエレベーターのうち1基が故障していたため、下りのエレベーターはしばらく並ぶ必要があった。いやあ、さすが夜の儀式が始まったから人が増えたわねえ、と思ってたら、地上に降りてくると、上りを待つ人の大行列ができていてびっくりした。
夕方はほぼ並ばずに乗れたけど、19時過ぎの段階では、表の道につながるスロープにまで行列が伸びていた。私、早く上に上がって正解だったみたい。
さて、駅にむかいますか。
その前に、どこかでご飯食べれたらいいなあ~。
中元節に「2025雞籠中元祭」の基隆へ⑧につづく~
基隆塔(MAP)
住所:基隆市中正區義二路128號
エレベーター運行:10:00~22:00、土曜07:00~22:00,月曜定休
4F 遠見人文空間:10:0~22:00、月曜定休
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