閉館間際の「基隆文化中心」の「基隆文化中心」を駆け足で参観したがぁこさん。
お次の目的地である「基隆塔(基隆タワー)」を目指してレッツゴー♪
目の前の義一路と信二路の交差点を右に曲がり、次の信義路と義二路の交差点で、左に曲がる。角に面した赤レンガの建物が目印だ。
この建物は、岸田元総理の曾祖父の方が「岸田呉服店」や「岸田喫茶部」を営んでらした場所で、当時の住所は義重町2丁目18番地。周囲は大変栄えた街で「基隆銀座」と呼ばれていたんだそう。
今でもこの道は「義二路老街」と呼ばれていて、よくよく見ると歴史がありそうな古い建物がチラホラ残っている。歴史好き的にワクワクする通りだ。
Google先生のナビによると、基隆タワーは岸田呉服店跡の建物側に渡って、義二路を左に曲がってまっすぐ歩いて3分ほど。
歩いててもタワーがあるようには見えない道をてくてく歩いていくと、「ほんとにこの道であってるのかな?」と思い始めたところで、唐突に右側に建物1軒くらいの空間が開けて、入口が登場。
建物と建物の隙間から、オレンジのクレーンみたいな建物が見える。あれが「基隆塔(基隆タワー)」だ。
入口の周囲の建物の壁も淡いオレンジ色に塗ってあった。たぶんタワーと色味を合わせたのかな。古い街並みに突然現れたおしゃれ空間が異世界っぽい。
入口のよこには台湾のデザイナーさんのキャラクター。お名前は忘れたけど、台湾のいろんなところでよく見る男子のキャラ。
「基隆塔(基隆タワー)」がオープンしたのは2023年末。このタワーの屋上が展望台になっていて、屋上から延びる通路が本日この後に「2025雞籠中元祭」の中元普渡の儀式が行われる「主普壇」につながっている。
タワーができるまでは、この山の上まで歩いて登るかタクシーで登るしかないような不便な場所だったが、タワーのエレベーターのおかげでぐっと簡単に山の上まで行けるようになったのだ。しかも無料だよ。基隆市政府さま、ありがとう!
入口から三角広場をぬけてタワー1階のエレベーター乗り場に向かう。
17時過ぎと夕陽にも早いし、中元普渡の儀式が始まる19時まで時間があるのもあってか、私の前に並んでいたのはお二人のみ。後ろにもお二人くらいいらしたけど、意外と休日なのにけっこう空いてる。
警備員のおじさまの案内でエレベーターに乗って、いざ屋上展望台へさくっと到着。いやあ、エレベーターで上まで上がれるって、ホント便利ね!
早速展望台から港の風景を眺めてみる。はい、絶景!
前方は基隆港で、右後方を振り返ると、山の上に巨大な白い観音様が立ってらっしゃるのが見える。あそこが「中正公園」ね。
しっかし、17時過ぎで太陽はだいぶ傾いてきてるけど、まだまだ沈む時間ではないので西日がキッツい。逆光でまぶしくて目が開けてられないので、いったん退散。
山の頂上の中正公園の観音様にお参りして、夕日が沈んでからまた来ることにしようと、真後ろの通路を振り返ると、タワーのエレベーターの周りのガラスに前方の主普壇が鏡のように映り込んでいてめちゃくちゃ綺麗で、思わず激写!
渡り廊下的な通路を渡った先にも円形の展望台。
展望台に上がると、そこにもさっき入口にいたメガネ男子のキャラクターがいた。一緒に記念撮影とかしたら可愛いんじゃないかしら。
ここからのタワーと港が一緒に見える風景も素敵! 絶景かな、絶景かな~♪
円形の展望台を下りて、わきの細い通路を抜けると、この後19時から中元普渡の儀式が行われる「主普壇」の前に出る。
まだ儀式開始まで2時間近くあるので、主普壇の前にずらりと並ぶ供物台に信者さんたちがお供え物を準備している最中だった。
もうちょっと暗くなったら電飾に明かりもついて、もっと華やかになるんだろう。すごく楽しみ!
まだまだ時間があるので、中正公園の観音様にお目にかかりに参りましょう♪
中元節に「2025雞籠中元祭」の基隆へ⑤につづく~
基隆塔(基隆タワー)(MAP)
住所:基隆市中正區義二路128號
時間:10:00~22:00、土曜は07:30~22:00、月曜定休
参観無料!
ここまでの散策ルート(MAP)
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