「洪記粿仔湯」で「豬腸粿仔」を食べてお腹いっぱいになったがぁこさん。
まだ16時半ごろと少し早いけれど、「雞籠中元祭」の「中元普渡」の儀式が行われる基隆港の東側の山の上にある「主普壇」に向かうことにした。
「主普壇」は、観音像がたってることで有名な「中正公園」の近くにあって、以前は山を歩いて登る必要があった。それかタクシーで行くしかないようなところで、がぁこさん、今まで一度も山の上まで上がったことはなかった。
しかし素晴らしいことに、2023年に義二路と正義路の交差点のそばに「基隆塔(基隆タワー)」が完成したことで、エレベーターでするっと上がれるようになったのだ!
本日この後は、この新しい観光スポットになった「基隆タワー」に上って景色を見て、「中正公園」のお寺の観音様にお参りしてから、「主普壇」に戻って本日のメインイベントである「中元普渡」を見学する、という風に回りたいと思っている。
そんなわけで、愛二路の「洪記粿仔湯」から愛三路に進み、港に流れ込む田寮河を渡ってたところで、左手にたつ白い大きな箱状の建物が以前よりきれいになっているのに気が付いた。
外観の写真は撮れてないけど、この建物は「基隆文化中心」というビルで、基隆の観光局とか、劇場、図書館、美術館などが入っている総合芸術センター的な場所だ。
そういえば、改修工事をしていたとニュースで見たわね。通りがかりにチラ見すると、入口も見違えるほどおしゃれになってて、カフェとかまであって、すごく気になったので中に入ってみた。
エントランスロビーの天井は、ちょっと中正紀念堂の本館の天井をほうふつとさせる中華風の装飾。これは昔からあったものを保存してるのかしら。
奥を見ると、白を基調にしたモダン建築と中国風の装飾がミックスされた空間に絵画が展示されていた。こちらが美術館かな。
この建物の案内のパンフレットとかないかしらと受付カウンターに行くと、ボランティアスタッフのお年を召したお姉さまが熱烈歓迎してくださった。
建物のパンフレットは無かったけど、この後見に行く予定の「2025雞籠中元祭」のパンフレットをくださって、簡単にこの建物の中にある施設についても教えてくださった。
「カウンターから見えるM階の『基隆故事館』がおすすめ!」と教えてもらったので、閉館までわずか15分だったけど、ダッシュでM階へ。
この時すでに16時45分。閉館時間は17時。
駆け足での参観となったけど、結論としては、「基隆故事館」、超おすすめ!!
「STORY100%」と書かれた入口をくぐると、最初は田舎の小さな漁村だった基隆が台湾の北の入口の港になり、発展していくまでの過程が古い写真や映像で紹介するコーナー。
また薄い布の仕切りをくぐると、次が最後のコーナーで、過去と現代の対比が展示されていた。
最初の入口を0%として現代で100%になる展示で、基隆港100年の歴史の栄枯盛衰の流れが分かりやすく紹介されていた。
閉館間際に来たから時間なくてゆっくり展示の説明文まで見れなかったのが残念。知ってたらもっと早く来たのに~~~!!
今度来ることがあったら、じっくり時間を取って美術館も観たい。外から見た感じ、併設のカフェもおしゃれだったし、次の機会には、お茶してみたいな~。
さて、基隆タワーに向かいますか!
中元節に「2025雞籠中元祭」の基隆へ④につづく~
基隆文化中心(MAP)
住所:基隆市中正區信一路181號
時間:09:00~17:00、月曜休館
基隆故事館(MAP)
住所:基隆市中正區信一路181號M1F
参観無料
ここまでの散策ルート(MAP)
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