続いてやってきたのは「総統府」。
ここは1910年に日本の台湾総督府の庁舎として完成した建物だ。赤レンガと白い花崗岩を組み合わせた「辰野式」様式のデザインは、先ほど見学した「台湾総督府専売局」と共通している。
2025年は休日の一般参観は行われていなかったが、古蹟日にあわせて、今年初の休日参観開催となった。
参観の入口は博愛路と宝慶路の交差点に面した入口にあるので、専売局のある愛国西路から博愛路に入って北上していく。裏から見る総統府の建物も綺麗だね。
まだ朝9時半過ぎだったからか、思ったより参観者が少なくて、ちょっと並んだだけですぐ受付になった。
何年か前に来た時に、イヤホンガイドも借りてかなりじっくり見学したので、今回は借りずにサクッと見るつもり。受付で身分証を見せて、電話番号伝えて記名して、手荷物チェックを受けて入場。
受付を抜けて建物の方に向かうところで、ボランティアスタッフと思われる方にこの日のために作られた記念品という、台湾の国民的スナック菓子「乖乖」を渡された。
ちょっと~~! めちゃ可愛いんですけど~~~!! これ中身はカー〇的なやつで、美味しいの。食べるのも楽しみ♪
入場は建物正面の玄関から。引きで正面外観の写真を撮りたかったけど、何かイベントの準備中で足場が組まれていたので、わきからの撮影となった。これはこれで素敵。
玄関の車寄せのところに、衛兵さんが2人立ってらして、見学する我々もなんだかVIPな気分。(気分だけw)
玄関ホールは平日の一般公開では入れない。休日だけの特別な参観ルートだ。中央の階段が途中の踊り場で左右に分かれていて、踊り場の中央には孫文さんの銅像。
人が次々入ってきて賑やかだったけど、ちょっとの間粘って、人通りが途切れた瞬間の撮影に成功した。
前回参加した休日参観では階段の上の3階にある二つのホールも見学できたが、この日は特別イベントの会場になっていて、イベントに申し込んだ人だけが中に入れるようになっていた。なので、実質的に3階は廊下を少し歩いただけで、すぐに階段で1階へ。
1階は常設展と特別展を開催していたが、今回は展示は特にじっくり見学しないで、壁に張ってある建物の特徴などの説明を見ながらサクサク進む。
廊下は外に面してるので暑いけど、展示室は冷房効いているので、さっきの専売局に比べたら何倍も体が楽。
ギフトショップでは、前回とは全く違う新しい可愛い商品が山ほどあって、思わずいろいろ買いそうになったけど、お財布の中身を見て断念。カードも使えそうだけど、ぐっとがまん。
でも、総統府の建物がデザインされている商品がかわいい。文房具とかすごい欲しかった。
あと、今回一番楽しかったのが、出口の近くの記念写真コーナー!
撮影場所はふたつ。壁に頼総統と蕭副総統の写真が貼ってあって、その間に立って記念撮影できるところと、壁に掛けられたパネルに表示された総統と副総統の間に立って合成写真を自撮りするところだ。がぁこさんは自撮りの方にトライした。
ここは気が付かないか、知らない人が多いのか、がら空き。ボランティアの方が立ち位置や目線の位置など細かくアドバイスしてくださったおかげで、前回の蔡総統との合成記念写真よりいい出来栄えの写真が撮れた。ちょっと嬉しい。
撮影したら、QRコードをスマホで読み取って、スマホに出てきた写真を自分でダウンロードしたらOK。滴る汗までがっつり写ってるけど、むちゃくちゃいい笑顔の写真で、いい記念になりました。
めっちゃ楽しかった!
1階の常設展とギフトショップ、そして最後の自撮りコーナーは平日の参観日にも楽しめるので、観光で来た方にもすっごいおすすめ!
みなさんも、機会があったらぜひ参観してみてね!
さて、次はすぐそばの「国史館」に行ってみよう!
2025全国古蹟日6古蹟参観記③につづく~
総統府(MAP)
住所:台北市中正區重慶南路一段122號
平日一般参観:月曜から金曜の09:00~12:00(最終入場11:30)
※要身分証
※2025年は10月以降も月1回の休日参観開催決定!詳しくは公式サイトを確認してね!
https://www.president.gov.tw/Page/124
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