迪化街に買い物に出かけた際、進興堂で胡椒と青花椒を買ったところで「もうじきお昼だわね」と気が付いた。
なんか食べようと考えて、そういえばこの近くに「超有名だけどまだ行ったことない」お店があったじゃん!と思い出し、お店の前の歸綏街を東にてくてく歩いて移動すること5分足らず。
やってきたのは、「意麺王」。
1938年創業というから、90年近い歴史のある老舗食堂だ。
ガイドブックや台湾のグルメ番組とかでもよく見かける有名店なので、名前は知ってるけど、いままでなんか縁がなくて来たことがなかった。
なのでこの日が初訪問。
お昼の食事時に差し掛かっていたけど、相席ですぐに座れた。ぱっと食べて出る人が多いから回転が速そう。
看板メニューは汁なし和え麺の「乾麺」とワンタンスープの「餛飩湯」と聞いていたので、この二つを注文。価格はどちらも35元だった。
注文すると、すぐに料理がやってきた。
乾麺は平打ちの細麺に甘辛い唐辛子だれがかけてあって、トッピングはニラが少し。
麺の種類は意麺で、台南の鹽水で食べた系。ジャパンのカップヌードルの麺よりちょい細いくらいかしら。そういえば、食感もちょっと似てるかも。
甘辛い唐辛子だれと麺を混ぜ混ぜしていただく。それほど辛くなく、いい塩梅で美味しい。
餛飩湯はふるふるの皮の中で餡がみちっと締まってる。スープは透明で薄味に見えたが、やや濃いめの味付けだった。
意麺も餛飩湯も、どっちもすごい美味しかった。
私が食べるのが早いのもあるかもだけど、お店に入ってから食べ終わって出てくるまで20分かからなかった。
料理の提供が素早くて、サッと食べられる。まさに伝統的なファストフード!!
よその人が食べてたワンタン入りの乾麺も美味しそうだった。
また迪化街に買い物に来た時に、食事しに来ることにしよう。
とっても美味しかった!
ごちそうさまでした♪
意麺王(MAP)
住所:台北市大同區歸綏街202號
時間:10:30~20:00、水曜定休