少し前のことになるが、迪化街に買い物に行った際、ぶらぶら歩いていたら、嘉義県の有名なパイナップルケーキのお店「旺萊山」の支店ができているのに気が付いた。
近づくと、お店の人が寄ってきて日本語で「試食できますよ~」と声をかけられたので、中に入ってみた。
勧められるままにカウンターに向かうと、すでに日本人のお客さんが数組座ってらして、腰を下ろすとすぐに微熱山丘(サニーヒルズ)的にパイナップルケーキ1個とお茶が出てきた。
しかし、こちらのお店がサニーヒルズと違うのは、オーブントースターで温めたパイナップルケーキが出てくるところ。
温かいパイナップルケーキって新鮮!
食べてみると、クッキー生地の部分が焼き立ての食感に近くてホロホロ。生地の味とかの感じはサニーヒルズに似ていた。パイナップルジャムも同じように繊維を感じる系だったけど、こちらのほうが酸味はやや控えめ。
がぁこ家の好みはサニーヒルズの酸味もガツンとあるタイプなのだけど、それに近い味わいで、こちらのお店もなかなかに美味しい。
価格は10個入りで480元とサニーヒルズの10個500元よりはお安め。
ただ、小分けは、猫の箱の3個入りは250元で、サニーヒルズの2個100元よりはお高い。箱が貯金箱になるので箱代かな。
この日はちょうど、一人暮らしの親戚に送るお菓子を探していたので、賞味期限を伺うと2週間とのこと。台湾から日本に航空便の小包で送ると1週間かかるし、もし何かあって到着が遅れることも考慮すると、10個入りを数日で食べきることになってしまうから、ちょっと難しそう。
そんなわけで、この時は申し訳ないけど買い物はしなかった。ただ後日、日本からお友達が台湾に遊びに来た時にお連れしたところ、お友達はパイナップルケーキを買ってらした。わたしも、帰省ですぐ持って帰れるときに買ってみようと思っている。
試食で一緒にいただいた阿里山烏龍茶も販売していた。同じ嘉義のものだから、品質もきちんとしてそう。
店内には、パイナップルケーキのほかにも、パイナップルの酵素を使った健康食品とか、ビネガーとか、いろんな商品も売っていた。
お店には日本語のできるスタッフがいらして、日本語のパンフレットもあるので、日本人の旅行者の方も安心してお買い物できると思います。
迪化街に行ったときに試してみてね!
旺萊山台北迪化店(MAP)
住所:台北市大同區迪化街一段244號1樓
時間:09:30~18:30