2025年7月31日に第1期エリアがオープンした「国家鉄道博物館」。
8月の某休日、がぁこさんは朝の開館9時半に突撃し、柴電工場(ディーゼル工場)の見学を終え、ちょうどやってきた休日限定乗車体験の藍色のディーゼル客車「藍皮仔」のお姿を拝見したあと、「大禮堂(講堂)」を見学し、「員工澡堂(従業員用大浴場)」の建築美を堪能。
そして、他の場所に移動した際にボランティアスタッフの方に8月開幕限定食堂弁当の販売時間を教えられ、急ぎ講堂に戻って見事ゲットして駅弁ランチを楽しんで休憩してからやってきたのは、10月末まで期間限定公開中の「組立工場」だ。
場所は、講堂の西側、休日限定の乗車体験の東駅の後方で、ここでは期間限定特別展「打開!! 組立工場」を開催中で、合計11両の機関車と客車、工場の機具類のコーナーのほか、北側正面入口前のスペースで台湾鉄道の駅弁の歴史について紹介する展示コーナーを見学できる。ちなみに、組立工場も無料で見学できるよ!
下の写真は正面入口から建物内に入って左手の様子。向かって一番左が乗車体験用のディーゼル客車2両。中央が観光列車に使われていたディーゼル機関車。右側が昔の食堂車。食堂車は2両連結で通常は中の見学ができるが、この日はイベントがあって参観中止になっていたので見れなくて残念。
上の写真のエリアを講堂側から見たところがこちら。右が乗車体験用の車両、中央が観光列車、左が食堂車ね。
こちらは乗車体験用の車両のひとつで、本日はお休みの方。
正面入口に戻って、入口を背に右手を見た様子がこちら。右手前にオレンジのディーゼル機関車、奥に3種類の客車が並んでいる。
柴電工場側から入口方面を見た様子。右側の青い客車は中に入れるようになっていて、しかも冷房が付いていたので、休憩所として大人気だった。私もしばし客車のシートに座って休憩。
冷房が効いている青い客車の南側は機具類が並んでいるスペースを見学する通路の入口があって、そこから工場南側のスペースを東西に見渡すことができた。
こちらは西側。
こちらは東側。何度も言ってるけど、ライトな鉄子のがぁこさんは工場萌え属性も持っているので、ちょっとすっきり整理しすぎだけど、この工場の雰囲気はたまりません。
最後に中央の駅弁の歴史の展示コーナーへ。
食堂車の始まりとか、駅弁の歴史、歴代の駅弁の模型とか、なかなか見ていて楽しい企画だった。
日本統治時代の地方の駅弁の模型コーナーの駅弁がどれも美味しそうだなあと思いながら眺めていたら、1914年の台湾日日新報の新聞記事のコピーが一緒に置いてあった。下の4つの駅弁の模型はこの記事をもとに再現したとある。
もちろん当時の新聞で日本語なので、なんと無しに記事を読んてみたところ、下戸を自認する記者が正月の酒攻めから逃れるべく鉄道の旅に出た際に食した弁当を紹介する「意地汚い」コラムだった。なにこれ、ウケる!
『駅々の弁当
屠蘇の匂いを嗅いでさえ顔が紅うなるという天下一品の下戸当方が新年の酒攻めを逃るべく旅行中に付き年賀の例を欠くテナ事を新聞広告に依頼して元旦早々汽車に揺られてあても無い旅客となり行く駅々で呼び売りの弁当を喰って回ったという意地汚い喰い正月その手帳に書きとめられた弁当の献立を左にご披露におよぶ』
その後には、この方が食べた、桃園駅弁当、苗栗駅弁当、新竹駅弁当、台中駅弁当の献立が描かれていた。いまでいう、食レポだわね。
で、コラムの締めのコメントがこうですよ。
『前記四種の弁当は各々その日その日の都合により材料にいかんに関し多少の甲乙あるものとは思えども先ず日々大差あらざるべく仮に四駅四種の品評会を開かば桃園を第一とし続いて苗栗、新竹の順位となり台中駅は全然お話にならない』
ちょっ……台中駅、むっちゃディスられてる……!!(爆笑)
ちゅうか、昔の新聞記事の文章って味があるなあ。面白い。
このほかにも、いろいろな面白い新聞記事のコピーが展示に添えてあって、このコーナー、思いのほか面白く、にやにやしながら見学してしまいましたわ。この日本語の面白さは、日本人の方じゃないと、完全には理解できないと思うのよねえ。みなさんも、10月末までの会期中に行かれることがあったら、ぜひじっくり新聞記事もよんでみてください!
そうこうしているうちに、時刻は午後1時。
結構疲れてきたので、今日はそろそろ帰ることにしようかと思ったが、まだ「総合事務所」の見学をしていなかったので、チラ見しに行くことに。全部見終わらなくても、また来たらいいんだし、無理せずチラ見でいいよね。
総合事務所の展示は、常設展「移動與感動―鐵道上的文化與記憶(移動と感動―鉄道上の文化と記憶)」と特別展「文化中的台湾鉄道史」(2025年12月31日まで)。
北二門側の部屋が常設展で、台湾の鉄道の歴史の紹介だった。内容は一部柴電工場の展示と被るところもあった。こちらがダイジェスト版で柴電工場の方が詳細版、といった感じかしら。
北一門側の部屋の特別展は、映画や文学作品と共に台湾の鉄道と社会の発展の歴史を追う企画。
昔の映画の場面を鉄道の椅子に座って見るコーナーとか、映画のポスターとか、レトロ可愛いものがたくさん見れてよかった。
事務所で使われていた道具とかの展示もあって、好きな人にはたまらないだろう。
ともあれ、そろそろ1万歩くらい歩いてて、立ってる時間も長いので疲れてきたから集中力が途切れてきたので、きちんと全部見るのはあきらめて撤退することに。
もうちょっと涼しくなったらまた来よう。涼しければ、丸1日いても大丈夫な気がするわ。
国家鉄道博物館、これでまだ第1期エリアなのよね。まだ整備中のエリアが全部公開になったら、それこそ絶対1日いる自信があるわ。
これからの進化に超期待!!
みなさんも、台北に来たらぜひ遊びに行ってみてね!
国家鉄道博物館 第1期エリア開幕参観記(完)
国家鉄道博物館(MAP)
住所:台北市信義區市民大道五段50號
時間:09:30~17:00(最終入場16:30)、月曜休館(祝日は開館、翌日休館)
入場料:「柴電工場常設展」だけ100元、そのほかは無料で参観OK
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