こ、これは……!!
夏の短い間にたまに市場で見かける、レアな宜蘭産の土芭樂(土グアバ)さんの香りですわね!!
いそいそと足を進めると、いました!!
愛しの土芭樂さん!! しかも、超好きな赤い果実のやつ!!
え、ただの土芭樂さんと普通のグアバさんと何が違うかですって?
旧ブログで超詳しく解説したことがあるので、ここでは簡単にまとめると。
「芭樂」というのは中国語で「グアバ」のこと。
私が存在に歓喜した「土芭樂」というのは、原種に近い昔からあるグアバだそう。グアバ自体は、大航海時代にスペイン人が台湾にもちこんだ外来植物といわれている。
ふだんスーパーで見かけるのは、リンゴくらいの大きさの、触るとゴツゴツした感触があり、かじるととシャリっとした食感の、緑色のグアバが多い。
対して、「土芭樂」は緑のグアバより小ぶりで、皮はなめらかな食感。熟れてないと緑っぽいが、熟れると黄色くなる。
そして特筆すべきは、土芭樂さんの濃厚な甘さと芳醇な香り!!
完熟の土芭樂さんは、ちょっと力入れて指で果肉を押すと指が沈むくらい柔らかいのよ。
皮もとても柔らかいので、そのままいただきます。
種の周りが特に香りと甘みが濃厚なので、硬い種はガリっと噛まないように、果肉を口の中でつぶしながら、果肉と一緒に飲み込むといいと思う。
濃厚な甘さの、このグアバの美味しさを、ぜひ家族や友人に食べさせてあげたいものなんだけど、なかなか売ってないのが残念だわ。この味は、食べてみなくちゃ分からないもの~!
今回市場に土芭樂を出してらした方に伺うと、宜蘭から持ってきた土芭樂だそう。
この日の土芭樂は1斤(600g)120元。ちょっと高いけど、熟れ熟れの黄色いのを2個選んでもらった。
冷蔵庫で冷やしたのがこちら。
うんまい。
幸せ♪
また週末に売りに来てくださらないかしら。
観光で台湾にいらした方も、朝市で濃厚な香りを放つグアバを見かけたら、ぜひ買って、食べてみてください!
超おすすめです!!