「姜太太包子」は、雑誌とかでも度々紹介されている有名な肉まんの店。
すごい前から名前は知ってるけど、10年以上台北に住んでて一度も購入したことがなかった「いつか行ってみたいお店」のひとつだった。
この店、なぜかgoogle 先生の地図には載ってないのよ。すぐ近くにある同じような名前の「姜包子」っていうお店しか検索にヒットしない。
ネットの情報によると、「姜太太包子」と「姜包子」は兄弟がそれぞれ独立して営業している肉まん屋さんなんだそうな。メニューも味付けも違うんだって。
「姜太太包子」は、RT忠孝復興駅2番出口を出て、緑のそごうを右に曲がって、緑のそごうと、大通りの復興南路一段に面したフライドチキンの頂呱呱TKKの間のスペースにある。
昔から前は何度も通り過ぎたことあるけど、なんか今まで買ったことなかった。
その「姜太太包子」に、この間、夕方近くを通りかかった時に思いだして、初めて立ち寄ってみた。
お店に到着したのは台湾人ブロガーの紹介記事で閉店時間とされていた19時ちょい前。
閉店前と思われる時間だけど、ひっきりなしにお客さんが来て肉まんを買っていらした。
売り切れてたりするのかな?と心配もあったが、前のお客さんの様子を見ていると、蒸籠が何段も積んであって、中に肉まんが並んでいるのが見えたので、まだまだいっぱいあるっぽい。
肉まんは全種類1個22元。
初めてなので、定番の鮮肉包(肉まん)と、変わりどころで雪麗紅肉包(からし菜入り肉まん)、あとは甘味で紅豆包(あんまん)の3つを購入してみた。
店員のお姉さまが優しくて、「甘いやつは何がありますか?」とか質問しても丁寧に教えてくださって好感度高かった。
こちらのお店、見たところテイクアウト専門と思われるけど、台湾人ブロガーの紹介記事には2階にイートインスペースがあると記載があった。どこが入り口かなと思ったら、TKKとの間の階段がそれだった。
一応上がってみたけど、もうじき閉店時間のためか電気も半分消灯されていたので、ここで食べるのはやめて、近所のコンビニに行くことにした。
というわけで、某コンビニのイートインスペースへ。
肉まんやあんまんたちは、1つひとつがけっこう小さい。そして、印とかついてないので、どれがどれか分からん。笑
まあ、食べたらわかるか。と、ひとつ目に手に取ったのは、雪麗紅肉包だった。
「雪麗」は「雪裡紅」からの当て字で、「雪菜」とも呼ばれるからし菜の漬物。餡はこれを細かく刻んでひき肉と炒めてあって、そのまんま、からし菜炒めっぽい塩気のある味。
なかなか美味しいけど、ほんのりからし菜の苦みが感じられるので、好き嫌いが分かれるかも。
次のは鮮肉包だった。青ネギ入りの豚肉まん、激ウマ~~~!!
コンビニまでの移動で少し持ち歩いて冷めかけだったけど、めちゃくちゃ美味しい。好みの味でするっと完食。たぶん蒸したてだったらもっと美味しいはず。
最後に残った木の葉形のやつは紅豆包だった。
こちらのあんまんは普通に美味しかったけど、こしあんはわたしの好みではなかった。この間食べた中正紀念堂のに似てる、ちょっと胡麻油強めのあんこ。
がぁこさんの好みとしては、ゴマはほのかに香るくらいがいいんですが、これが好きな人もいると思う。
どれも美味しかった。これは近所の会社員が朝昼並ぶのがよくわかるわ。
またの機会には、ほかの種類の肉まんも試してみたい。
ごちそうさまでした♪
姜太太包子
住所:台北市大安區復興南路180號(緑のそごうとフライドチキンのTKKの間)
時間:平日06:20~19:00、土曜06:20~18:00、日曜定休
※朝6時半から10時までは朝食メニューもあり
※10個買ったら1個おまけ