旧新北投駅を後にしたがぁこさん。
MRT新北投駅向かいの北投公園から、公園の左側の中山路をてくてく歩いていく。
最初はなんてことないが、坂道なのでだんだんと結構しんどくなってくる。Google先生のマップによると、駅から次の目的地の地熱谷まで、高低差が30mちかくあるそうで。そらしんどいわね。
えっちら、おっちら、途中で立ち止まってお茶を飲んだりしながら坂を上ること約10分。やっとこさ、地熱谷の入口に到着。
あっつう……。夏は陽射しも強く、暑くて汗がだらだら流れて体力が奪われるからしんどいわ。
MRTの駅前のYouBikeステーションに電動アシスト付きのYouBike 2.0があったな。あれに乗ってくればよかったわ……。ちょいと後悔。
入口のすぐ右手前方の手洗い台みたいなのは手湯。
そのまま先に進むと、今度は右手にギフトショップ。このショップではドリンクやアイスも売ってるので、休憩するのにもピッタリ。
ショップを過ぎてさらに前方に進むと視界が開けて、もくもくと湯気が立ち上る「地熱谷」に到着!
この「地熱谷」は北投温泉の源泉のひとつ。水底の岩石は、世界に北投と日本の秋田県の玉川温泉にしか存在しないという、ラジウムを含む「北投石」という貴重な鉱石だ。
お湯は青緑色で、泉質は「青硫黄泉」や「青湯」と呼ばれる強酸性泉。源泉の温泉の温度は100度近くに達するといい、昔は行楽客も源泉にカゴを垂らして温泉卵づくりを楽しめたそうな。(現在は危険なため禁止)
濃い硫黄の香りと白い湯気が漂う青緑の源泉の組み合わせは、すごく幻想的で綺麗。
……ただし、冬に来るべきだったわね!(笑)
暑いうえに、なんだか水面から熱い空気も漂ってきて、長居は無理だった。www
源泉の周りには遊歩道が設置してあるので、元気があったら一周歩いてみようとも思ってたけど、当然無理だった。
地熱谷の入口に戻ってきたところで、いちおう手湯も体験しておく。
手湯は台湾本島の形を模したデザインで、外枠の形が台湾島なのかと思ったら、お湯の中を見ると、底に台湾の山脈が彫られている3Dタイプだった。
わきには地熱谷の由来を書いた石碑があった。日本語の記載もあったよ。
こちらの手湯のお湯はもちろん、すぐそばの源泉の青硫黄泉。手をお湯に浸すととても気持ちがいいのだけど、いかんせん暑いから、私以外だれも手湯を試す観光客はいなかった。かくいう私もほんの少し手を付けただけで手湯終了。
気が付けば11時過ぎ。
じつは朝からまだ何も食べていないのでお腹がすいてきた。本気のランチの前に何か食べたいわ!
北投散歩③につづく~
地熱谷(MAP)
住所:台北市北投區中山路
時間:09:00~17:00、月曜休園
※より水面に近い位置から写真を撮るには、源泉手前のショップから遊歩道に進むのがおすすめ