北投公園からMRT北投駅方面に向かう光明路は緩い下り坂で、建物同士がつながってアーケードの影ができているところが多いので、先ほどまでよりも楽に歩ける。
すんなり、10分かからずに次の目的地「北投中継市場」に到着。
「中継」とついてる通り、ここは仮設市場だ。本来の「北投市場」の所在地はこの仮設市場の向かいで、現在絶賛建て替え工事中。
建て替え前にご飯食べに来たことあるけど、何年前だろうか。とにかく数年ぶり。
MRT中正紀念堂駅の「南門市場」の時みたいに、仮設市場はスーパーみたいに綺麗な建物になっていた。
北投市場って結構大きな市場で、確か400以上のお店があるのね。その大量のお店を収容する仮設市場も巨大になるわけ。
エリアがA・B・C・Dの4つに分かれていて、いま立ってる光明路から、磺港路を5分くらい歩いた大興街の間が全部仮設市場の敷地になっているのだ。
館内は冷房がガンガン効いてて、猛暑の外から来ると涼しくて生き返るわ……室内最高!
美食コーナーもあるので、そちらでランチをいただきたいところだ。
最初のA棟は食品で、青果や総菜などのお店が並んでいる。
と、右手方向に美味しそうなお菓子が並んでいる中華菓子のブースが目に入った。
パイナップルケーキとかアップルパイとかタロイモパイとかカレーパイとか、どれもこれも美味しそう。
迷いに迷って、アップルパイとタロイモパイをひとつずつ購入。
次の日に食べようと思ってたんだけど、その日夜遅くに、うっかり姿を見てしまったうえに、香りも嗅いでしまって、「今すぐ食べたい!!」スイッチが入ってしまい、でも夜遅いからなけなしの理性を振り絞って、2個一気食いは避けたけど、アップルパイは食べちゃった。写真撮るの忘れたけど、上の写真の右の四角いパイね。
リンゴのフィリングにシナモンは入ってなくて、シャクシャク感があって、素朴で素直な味で、むちゃくちゃ美味しかった。超当たりだった。
そして次の日食べたタロイモパイも、次の日だったからか皮はちょっとしっとりしてたけど、タロイモ餡がまた甘すぎず、なめらかで、こっちも大当たりだった。
お店のお名前は「巧雅古早味糕餅」さん。また行く機会があったら今度はパイナップルケーキとエッグタルト、カレーパイとか買ってみたい。
B棟は精肉や鮮魚だけど、青果もあった。
C棟は百貨と書いてあったけど、衣類、雑貨、食品、ドリンク、スイーツと、いろんなお店が並んでた。
D棟は美食コーナー。有名なご当地グルメのお店がたくさんあって、観光客にも人気がある。今日のランチ予定地だ。
C棟を出たところででくわした、D棟の入口の外まで続く大行列は、一番有名な「矮仔財滷肉飯」に並んでる皆様。
ここからぐるりと角を曲がってさらに角を曲がったお店の前まで行列が続いていた。
ここ美味しいからな。分かるけど。この行列を見ると並びたくはないわたくしもいる。
もう一軒の人気店「黄家酸菜滷肉飯」も、やや短いけど長い行列ができていた。
そのほかの人気のお店も満席が多く、D棟美食コーナーでランチと思ってたけど、人の多さにやられてギブ。がぁこさん、この日はここでランチを食べるのはあきらめた。
じゃあ、ランチはどうしようかね。
そういえば、以前会社の同僚に教えてもらった美味しいものの屋台が近くにあったわ!
市場飯はまた今度ね!
移動しよう!!
北投散歩⑥につづく~
北投中継市場(MAP)
住所:台北市北投區磺港路33號
時間:05:00~16:00(お店による)、月曜定休
巧雅古早味糕餅
住所:台北市北投區磺港路33號(北投中繼市場45攤位)
時間:07:00~17:00