「阿榮羊肉飯」でヤギ肉の雑炊的な羊肉飯を堪能した日のこと。
羊肉飯を食べ終えて、じつは、まだ満腹ではなかったがぁこさん。
「そういえば、この近くに、最近なんだか韓国人観光客に人気とかいう麺線屋さんがあったわね」と思い出し、「小なら食べれるわね!」と、急遽ハシゴ決定。
なんだっけ、BIGBANGだったか、韓国アイドルが来たんだっけ?
なんか去年くらいから、台湾人ブロガーの記事とか台湾のグルメ番組でよく見かけるようになって、気になってたのよ。
羊肉飯のお店からハシゴ先の「正宗阿桑大腸麵線」までは、歩いて6分くらい。近い。
お店はちょっと分かり辛くて、他人様の家の車庫か倉庫みたいなところの通用口っぽいところに看板があって、そこから中に入る。
入ったところに麺線の屋台が置いてあって、壁際と奥の室内にイートイン用のテーブルが置いてあった。
韓国人観光客は、この近くの香腸(ソーセージ)屋さんで香腸を買って、さらにここで麺線とレモンジュースを買うのが定番らしい。
ちなみにその香腸のお店は13時からの営業で、私が麺線屋さんに到着した12時前にはまだ開いてなかった。笑
さて、「正宗阿桑大腸麵線」のメニューは「泉州街麺線」50元オンリー。お椀の大きさも1種類だけ。潔い。
あと、「元富檸檬」というレモンジュースも売っていた。
私が到着した時はご主人しかいらっしゃらず、テイクアウトの注文も多いらしく、てんてこ舞いっぽかったので、とりあえず麺線50元だけ注文。
室内の席で待ってるときに隣のお客さんの様子をチラ見したところ、麺線は超ミニ碗で、隣の男性は2碗食べていらした。それくらい量が少ない。
待つことしばし。私のところにも麺線がやってきた。
こちらのお店の麺線は、小さいお椀だけど、とにかく具がたっぷり。
カキはぷりぷり、豚の大腸もぷりぷり! 噛むとうまみがしみだしてきてうまうま。
カキと大腸では、大腸の美味しさに軍配が上がった。
スープは薄いベージュ色。阿宗麺線とかの茶色いスープを見慣れていると、すごく薄く感じる。
乳化したかつお節風味のトロっとしたスープで、唐辛子だれを足すと美味しかった。ウスターソースに似た味の烏酢は、私は足さない方が好みだった。
ほぼ食べ終わったころに若主人らしき若い人とご主人の奥様らしき女性が来られて、人員に余裕ができたっぽかったので、台湾人や韓国人の皆さんの口コミで絶賛されていたレモンジュース小40元も注文してみた。
うん、これは、ちょっと、私には甘すぎでした……。(個人の感想です)
お支払は、食後にお店を出る前にご主人にお渡しするシステムだった。
麺線、美味しかった!
でも、がぁこさんの超個人的な好みでは、西門町の阿宗麺線や龍山寺の陳記の方が好みかしら。
気になる方は、ぜひ食べ歩きをして、ご自身の舌で確かめてみてね!
ごちそうさまでした♪
正宗阿桑大腸麵線(MAP)
住所:台北市中正區泉州街32-2號1樓
時間:11:00~19:00、月曜定休
※店頭には売り切れ次第終了と書いてあった