早朝の朝ごはんハシゴのあと、7時ごろホステルに戻ってウトウトしたがぁこさん。
9時過ぎに起きだして荷物を確認し、9時45分にチェックアウトした。
最終日の観光の予定は、すぐ近くの「台南市美術館2館」だけ。
2022年のこの夏、台南市美術館2館で開催されていた特別展「亞洲的地獄與幽魂」が全台湾の話題をさらっていて、これを参観するのが、実は今回の旅の最大の目的だったのだ。
高速鉄道へのシャトルバスは、台南市美術館2館のすぐそばにバス停があるので、帰りはそこからバスに乗って高速鉄道台南駅に向かう。
調べたところ、美術館には荷物預かりサービスがある模様。美術館参観後に荷物を取りにホステルに戻るのは面倒なので、このサービスを利用することにして、すべての荷物を持って美術館へ。
10時前に「台南市美術館2館」に到着。超人気の特別展のため、平日の朝にもかかわらず、チケット売り場には行列ができていた。
外観の写真は撮影していなかった。下の写真は2019年の初訪問時に撮影した写真。
チケットを購入して入館したら、まずはカウンターで荷物を預かってもらう。すばらしいことに、無料だった。小さいスーツケースを預けると、タグを渡された。荷物を引き取るときはこのタグと交換だ。
さてさて~~!!
念願の特別展「亞洲的地獄與幽魂」!
2022年に一大旋風を巻き起こしたこの展覧会はですね~、アジアの地獄と幽霊に焦点を当てた展示でした。
会場は、2階のEFGH展示室。あんまりにも人気過ぎて予約制だったのだけど、9月からは平日の午前中は予約なしで参観できるようになって、これを狙って来たわけです。
もう終了している展覧会なので、さっくり紹介しよう。
まずは、全台湾の注目を集めまくった殭屍さま。香港映画のキョンシーっていえばわかるかしら。(え?わからない?お若い方とはジェネレーションギャップね!)
キョンシーさまたち、直立してピンと前に伸ばした腕の手首から先は「恨めしや」な感じで垂れ下がり、お顔の表情も怖い怖い。
衣装が思いのほかに豪華なので、生前はお金持ちかお役人でいらしたのかも。などと考えたり。
ただ、会場の照明が明るすぎて雰囲気がいまいち恐怖が足りない感じがしたのだけ惜しいと思った。もっと暗くして、スポットライトあてたら、むちゃくちゃ雰囲気出たんじゃないかしら。
キョンシーさまたちの周囲には、呪いの人形?とか、まがまがしい雰囲気の人形やアート作品が展示されていた。
他の部屋には、台湾の霊的な場所の写真がおどろおどろしい音楽とともに放映されている部屋とか。
ホラー映画のポスターやスチル写真の紹介、アジア各国の幽霊についての展示とか、見たことないお化けもあり、豊富な内容で非常に興味深かった。
とはいえ、4部屋だけの展示なので、1時間ほどで見終わってしまった。
時刻は11時過ぎ。
朝7時前に朝ごはん食べたから、ちょっとお腹がすいてきた。常設展は後でまた見たらいいし、とりあえず、いったん外出して、バス停の確認とランチにしようかな。
2022年9月2泊3日台南漫遊21-DAY3-4につづく~
台南市美術館2館(MAP)
住所:台南市中西區忠義路二段 1 號
時間:10:001~18:00、月曜休館(土曜は21時まで延長)
1館2館共通チケット200元、スタンプ押してもらえば何度も出入り可
※体験記の内容と現地の現在の状況は異なる場合があります。