「松仔腳阿發黃金水餃」で黄金水餃をいただいた、がぁこさん。
暑い中歩いて来た上に熱々のものを食べて、お茶も飲み切ってしまったので、滝汗だ。どっかで涼みたいところである。
時刻は11時になろうとするところ。
朝から酷暑だったけど、正午に向かって、どんどん気温が上がっている。本気で冷房に当たりたい。ちなみに、さっきの食堂はこの日は冷房ついてなかった。それでも外よか涼しかった。外に出てくると、マジ辛い。
Google先生に最寄りのコンビニの場所をお伺いすると、南に徒歩10分弱のところにファミマ発見。予定のコースから外れるうえ、少し戻ることになるけど、背に腹は代えられない。
ぜーぜー言いながらファミマに向かい、冷たいお茶を飲みながら30分ほど涼んだ。
だいぶ落ち着いたと判断したところで、再び次の目的地である綺麗な水辺の風景が楽しめるという「大潭埤旺莱公園」を目指して歩きだした。
ファミマから公園までは、目の前の割と大きい通りの旺萊路を道なりに歩いて10分ほど。
途中、大潭埤旺莱公園の手前で、また麺を干しているところに遭遇した。
おお。何度見ても文化と歴史が感じられる素敵な光景だ。
工場の建物の看板を見るに、「紅紀關廟麵」というお店らしい。こちらでも、お店の人が麺を裏返したりしてらっしゃる姿が遠くに見えた。
しばし麺の乾燥場を眺め、公園に足を進める。
ファミマから10分も歩いてないのに、もう暑いししんどい。でもがんばらなきゃ……。
2分ほど歩いた次の交差点の右手が、「大潭埤旺莱公園」の入り口だった。
交差点から進行方向を見ると、並木道が続いており、東の突き当りに何やら黄色いものが見える感じだった。あれがきっと、映えポイントのパイナップルのオブジェ。
地図で見ると、並木道の両側が「大潭埤」という名のため池で、風景がすごくいいんだって。
Google先生がおっしゃるには、交差点から突き当りのオブジェがあるところまで、徒歩5分……ええ……往復10分……。しかも、さりげなく少し上り坂で、気力が挫ける。
それでも、なんとかその坂を上がり、池の手前まで行く。
うん、むっちゃ晴れてて、青い空と緑の木と池の水が綺麗だ。
だけど、だけど、がぁこさんはもうダメだ。
交差点から2分も歩いてないけど、ふらふらする。
本当は、水辺の風景を楽しみながら公園を散策して、パイナップルのオブジェと記念撮影して、戻ってきたらこの近くのお菓子屋さんやベーカリーでお土産物色して……とか、いろいろ考えてたけど。
これ以上は、暑くて歩けない。身体のことを考えたら、無理をすべきではない。
もう無理です。残りの予定はすべてパスしよう。
残念だが、がぁこさん、暑さのため撃沈。体力枯渇のため今回の関廟遠征は、ここで終了としよう。
公園の入口からバスターミナルまでは徒歩10分あまり。
最後の力を振り絞ってバスターミナルに戻ってきたがぁこさん。
待合室で涼んでいると、バスターミナルのスタッフのおじさまに「朝もいたよね」と声をかけられた。
「歩いて回ってたけど、暑すぎて帰ってきた」と答えたところ、おじさまに「ああ……台南は冬に来るのがいいよ。夏は暑いよ。冬なら寒くないしね」と言われた。うう……おっしゃる通りでございます……。
そうしているうちに、わりとすぐにバスがやってきて。
12時15分すぎの紅幹線で台南市内へ戻った、がぁこさんだった。
ちょっとばかし残念な結果になったけど、関廟は本当に面白い町だった!
美味しいものもいろいろあったし、今回食べれなかったものももっとあるし。また機会があったら遊びに行ってみたい。
2025年現在、関廟にもYoubikeがあるので、今ならもっと楽ちんに、もっと効率よく観光ができるはず!! 気になる人はぜひ、関廟に行ってみてね~!!
2022年9月2泊3日台南漫遊15-DAY2-8につづく~
大潭埤旺莱公園(MAP)
住所:台南市關廟區旺萊路
ここまでの散策ルート(MAP)
合計約5.8㎞
※体験記の内容と現地の現在の状況は異なる場合があります。