台南市関廟の名物グルメというと、言わずもがなのパイナップルケーキや、この日の朝ごはんにいただいた粿仔が有名どころ。
しかし、がぁこさん的には何年も前から気になっている関廟グルメがある。
それは、「黄金水餃」だ。
もう何年前になるのかな、台南の関廟に「黄金餃子」的な名前で呼ばれる、焼き餃子と卵焼きが合体した料理があるというのを、台湾の旅行雑誌やグルメ番組などで見かけたのは。
フライパンの丸い形の薄焼き卵の上に焼き餃子がオンされてる形で、写真や映像で見ると、すっごい美味しそうだった。
けれど、当時は関廟なんて辺鄙なところはなかなか行けるものではないし、食べる機会もないかな~と思っていたら、台南市中心部の「明仁鍋貼」というお店が、「黄金鍋貼」という名前で提供しているというのを日本の雑誌で見かけて、食べに行ってみたのが2018年6月のこと。
その時は、あまり私の好みではないなあというのが、正直な感想だった。
けど、本場と思われる関廟のお店だったら、もしかして、印象が覆される美味しさがあるかもしれないじゃん??
というわけで、今回の関廟プチ旅では、ぜひとも黄金餃子を食してみたいと思っていた次第。
関廟には、件の餃子を出す有名なお店が2軒ある。
一軒は、山西宮に近い、町の繁華なエリアの北側にある「林門玉餃」というお店。こちらでは、店名の「林門玉餃」が玉子焼き餃子の名前になっている。
もう一軒は、町の東端の「大潭埤旺莱公園」に近い、「松仔腳阿發黃金水餃」。こちらでは「黃金水餃」という名前で提供している。
どちらのお店も、この料理は餃子20個がデフォルト。ひとりなので、これだけでお腹がいっぱいになってしまうのは確実だ。両方食べ比べとかしてみたい気もしたけど、それは無理なので、一軒に絞る必要があった。
この日の散策ルートは、町の東北の端にあるバスターミナルから反時計回りで歩く計画だった。「林門玉餃」はもう通り過ぎた北側にあるので、今回はパス。
町の西端でパイナップル食パンを買った後に「大潭埤旺莱公園」に行ってから、お昼になったら「松仔腳阿發黃金水餃」に行こうと予定を立てていた。
コンビニで食パンをつまみ食いしてから、町中の麺を干す風景などを眺めつつ、公園を目指しててくてく歩いていると、「松仔腳阿發黃金水餃」の前を通りかかった。
時刻は10時40分ごろ。すでに営業しており、持ち帰りのお客さんが何人か集まっていらした。
ちょっと早いけど、またここまで戻ってくるのもアレだし、今食べちゃおう。
お店に入り、黄金水餃と酸辣湯を注文。
登場した黄金水餃はこちら。餃子の一粒がデカい!
餃子の餡は豚肉とキャベツとニラかな。餃子自体の味は薄目だったけど、2018年に食べたものよりはしっかり味が付いていた。卵焼きも、以前のものより香ばしく感じた。
お店に置いてある唐辛子入りの醤油とかをつけて食べると、味が締まってより美味しくなった。
酸辣湯はどんな味だったか印象にない。(え汗)
総合的に、感動するほど美味しいかといわれると?だけど、台南市中心部で食べたのよりはぜんぜん美味しかった。
わたし個人の好みで言えば、餃子本体にもっとしっかり味ついてると、もっと美味しいんじゃないかと思う。餃子の王将の餃子とか再現したらイケるかも。
しかし、念願だった関廟名物を食べられてよかった。もしもまた機会があったら、次はもう一軒の「林門玉餃」でも食べてみたいな~~。
ごちそうさまでした♪
2022年9月2泊3日台南漫遊14-DAY2-7につづく~
松仔腳阿發黃金水餃(MAP)
住所:台南市關廟區勝利街18號
時間:10:00~14:30
※2022年9月当時の営業時間は10:00-15:00、16:30-19:30、月曜と火曜が定休日だった
ここまでの散策ルート(MAP)
※体験記の内容と現地の現在の状況は異なる場合があります。