2022年9月2泊3日台南漫遊10-DAY2-3関廟山西宮。関廟の地名の由来になったお寺にお参り!

2025/05/03

台南市 台湾ひとり旅記 台湾観光

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朝ごはんをいただいた「大廟口阿秀煎粿仔」は、「大廟口(お寺の門前)」とあるように、お隣は有名なお寺だ。せっかくなので、お参りに行ってみよう。

お店を背に右手に進むとすぐに大きな牌楼(山門)がたっている。実は先ほど市場からこちらに来るときにも見ていたけど、本当に立派な門だ。


前方を見ると、お寺の前にバイク乗ったままお参りできるスペースがあってびっくり!


見ていたら、ちらほらと通りかかったバイクが枠の中に停車してお参りなさっている。降りて中までお参りに行く時間がなくても、神様に敬意をお伝えする便利な方法なのね~。

奥の立派なお寺がこれからお参りする「関廟山西宮」だ。


関廟山西宮が創建されたのは、鄭氏政権時代。近隣地域の振興の中心であり、主神に三国志で有名な関聖帝君(関羽)を祀ることから、「関廟」の地名の由来となったお寺なんだそうだ。

焼失や地震による倒壊のために再何度も建を繰り返したといい、現在の姿が完成したのは1982年のことだそうだ。

地域の信仰の中心として崇められているというだけあって、廟の建物の規模が大きく、装飾も華麗で迫力がある。

正殿の1階に祀られている神像には「文衡聖帝」と書かれているので、こちらが関羽様ですね。本日の関廟の旅、楽しい旅になりますように!


3階まであるみたいなので、1階ずつ上がっていこう。

と、階段の手前に何やら説明書きが。


これによると、2006年に3階と4階の間の階段に(地上から数えると関羽様のところは2階だったのかな?)、二振りの刀の模様が現れた。その模様は年を追うごとに明確になってきた。山西宮ではこれを関聖帝君の奇跡「青龍偃月刀(雙刀門)神蹟」として崇めており、この階段を上ると一歩ごとに運気が上昇して成功する、とされているようだ。

たしかに、階段に使われている石材のひび割れが、刀っぽく見える。私もこの階段を上ったから、運気が上がるかもしれない。


階段を上がってから下の階を見下ろすと、こんな感じ。すごく広いのがお分かりいただけるだろうか。


関羽様のところを1階として、2階に祀られていらしたのは観音様だった。カラフルで、ちょっと艶っぽいお姿。


観音様に向かって右側の階段をまた上がる。右手に正殿、左手に入口に当たる三川殿が見える回廊からの眺めが、むちゃくちゃ壮麗で美しかった。


この階に祀られていらしたのは、神像の天蓋に「尊天大皇王」の字が刺繍されていたので、天界の支配者である玉皇上帝様でしょう。


お参りして振り返ると、香炉の向こうに見える三川殿が、また美しかった。


三川殿の壁面の大きな彫刻のほかに、軒下の装飾も向かい合ってよく見ると、非常に精緻な彫刻で、しばらく眺めいってしまった。


とにかく、細部まで美しく、見ていて飽きないお寺だった。


三川殿のわきの棟の階段を通って1階に下りてお手洗いに行くと、風通しのいい廊下に椅子があったので、腰かけてしばし休憩。

とにかく、9月の台南、連日35℃超えの酷暑日で、外にいるとマジで死ぬほど暑いんですよ。それに今日は徒歩移動でしょ。がぁこさん、すでに滝汗でフラフラだったの。

田舎の小さな町は大きな町とは違って、通りに面した建物が長屋になっててアーケードの影を歩けばいいとかじゃなくて、道に日陰はないのよ。だから休憩しながら進まないと、熱中症で倒れちゃうからね。

結局20分ほど休憩して、9時過ぎに廟を後にした、がぁこさんでした♪



2022年9月2泊3日台南漫遊11-DAY2-4につづく~




関廟山西宮MAP
住所:台南市關廟區正義街37號
時間:5:00-21:00

ここまでのルート(MAP


※体験記の内容と現地の現在の状況は異なる場合があります。


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日本産がぁこの台湾日記。台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。2011年台湾の大学の学士課程に留学、2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。2024年4月よりBloggerでブログ開設。 旧ブログはこちら↓ https://taiwanitoshikoishi.localinfo.jp/

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