台北市大同区の民族西路の「老牌張豬腳飯」は、豚足煮込みの超有名店。
かねてよりご尊名は存じ上げていたのだけど、ちょっと駅から遠い場所にあって、近くに用事もなかなかないことから、今まで行ったことがなかった、「いつか行ってみたい店」リストの一軒であった。
某月某日。
Google先生の地図に林立する「行ってみたい」の緑の旗を眺めていて、「用事を待っていてはいつまでも行くことはない、ここはやはり、豚足を食べることを目的としていくべきでは?」という真理に気が付いたがぁこさん。ランチしに足を運んだ次第である。
「老牌張豬腳飯」に着くと、列が何重にも折り返す大行列ができていた。テイクアウトもイートインも同じ列のようだったので、とりあえず並ぶ。
最前列にたどり着くと、カウンターのケースに豚足がゴロゴロ積まれているのが見えた。美味しそう。
そのわきでは、ご主人がお弁当をたくさん詰めてらっしゃった。ちなみにお弁当はテイクアウトオンリーらしい。
店頭のメニューには日本語表記もあるので、指差し注文でいけると思われる。並びながら、私も食べたいものを決めた。そうしてるうちに、テイクアウトの人がすごく多いので、意外と早く順番回ってきた。
「老牌張豬腳飯」の豚足は、腿庫(もも肉)、中段(くるぶし)、腳蹄(ひづめ)の3種類。
私は肉の部分をがっつり行きたかったので腿庫を選択。あとは、滷豆腐(厚揚げの煮物)、滷蛋(煮卵)、白飯加滷汁(豚足の煮汁かけご飯)、竹筍湯(たけのこスープ)。
肉も厚揚げも玉子もしっかり煮込まれていて、いかにもこってりな濃い茶色だけど、意外とそこまで濃い味ではない。ちょうどいい塩梅ではないだろうか。
豚もも肉は皮つきで骨は無し。ほろほろ柔らかく、皮の方を中心に煮汁が良くしみている。皮のプルプル感を中心に楽しみたい時は中段か蹄を頼むといいと思う。肉に唐辛子入りの醤油だれつけて食べると、また美味しい。
煮卵も厚揚げも美味。ひとりでお腹に余裕がない場合は頼まなくてもいいけど、二人以上なら頼んでシェア推奨。美味しい。
ご飯は豚足の煮汁をかけたもの。ご飯と豚足を一緒に食べると幸せ。
たけのこスープは塩味のあっさりスープ。箸休めに良し。
イートインスペースは綺麗で一人でも入りやすい。席は少ないけど、回転もわりと速い。駅から遠くて交通が不便なのがネックだけど、すごい美味しいし足をのばす価値もあると思う。
豚足好きの人におすすめです!
ごちそうさまでした♪
老牌張豬腳飯(MAP)
住所:台北市大同區民族西路296號
時間:11:00~20:30、月曜定休