最近、ずっと放置していた以前の写真を整理していたら、去年行った羊肉湯のお店の写真と感想のメモがでてきた。これも何かのタイミングなので、ご紹介しよう。
「楽天羊肉」は、MRT中正紀念堂駅3番出口のそば、南門市場の向かいにある最近話題の店だ。
インテリアがカフェみたいなおしゃれなお店で、とくに休日には大行列ができているから、いつも南門市場方面に行くときに見かけて気になっていた。
2024年の旧正月の帰省前、いつものように南門市場に買い物に行った帰り、「楽天羊肉」が間もなく開店の時間で、まだ数人しか並んでないのを見かけ、物は試しと並んでみた。
こちらのお店の看板メニューは「羊肉湯」。「羊肉のスープ」と訳したいところだが、台湾で「羊肉」と書いてあったら、だいたい「ヤギ肉」のことなので、正確には「ヤギ肉スープ」となる。東南アジアはマトンと書いてヤギのことが多いみたい。ちなみにふわふわの毛のヒツジさんは「綿羊」という。
店頭のガラスに描かれているキャラクターもヤギさん。
一緒に「マトンの当帰スープ」と書いてある通り、真の看板メニューは漢方の当帰入りのヤギ肉スープだ。
さらに、「台湾風そぼろかけご飯 茹で野菜(葉っぽ系の野菜)煮込み玉子」と書いてあるので、これらがおすすめのメニューと思われる。(……ちゅうか、ごめん、「葉っぽ」が地味に腹筋に来た……笑)
並んでいる間にGoogle先生のマップに投稿されているメニューを見てみると、スープのベースは當歸(当帰)のほかに、蒜頭(ニンニク入り)、清燉(塩味あっさり)が選べる。私は当帰はあんまり得意じゃないので、ニンニクかあっさりか。初めてだし、あっさりにしてみようと思う。
ヤギ肉は排骨(骨付き肉)か肉片(薄切り肉)かで値段が違う。はじめてなので、安いほうの薄切りにしよう。あとは、ヤギさんおすすめの燙青菜(茹で野菜)と純發魯肉飯(そぼろかけご飯)で。
待つことしばし、11時半に開店。
私の前後の、最初に並んでた人たちは席あり。自分で席探して着席し、注文はカウンターで口頭で伝えるシステムだった。私はすぐに注文が決まったのでカウンターに行ったら、注文は私が一番目だった。お支払して席で待つ。
注文した品ができたら番号を呼ばれるので、カウンターに受け取りに行く。スタッフの方によると、スープと魯肉飯の煮汁は継ぎ足し可とのこと。セルフサービスなので、食後は自分で食器を回収棚へ戻しましょう。
注文した品物はこちら。清燉肉片湯、純發魯肉飯、燙青菜。
あっさりスープの清燉肉片湯はデカいニンジン入り。そのためか、スープはにんじん味がする。うん、ほぼニンジンとヤギ肉味。マトン臭さはなし。
最初は味薄いと思ったが、食べてると良いような気がしてきた。スープはおかわりできるが、魯肉飯や青菜を食べてたらお腹いっぱいになって、最終的にお代わりは無理だった。
スープに入ってるヤギの薄切り肉に豆板醤つけて食べると美味しい。
魯肉飯は小なのにでかい。これもう大だよね?っていうサイズ。
南部的甘めの魯肉飯。聞くところによるとオーナーの御実家は高雄の羊肉料理店とのことなので、納得。角切りの豚バラ肉にさっきの豆板醤つけてもうまい。
この日の青菜はホウレン草だった。ニンニクたっぷりですごいうまい。しかし、これが大量で、たぶんお腹いっぱいの原因はこの青菜だと思う。
美味しかったわ。お腹もいっぱいで大満足!
表であんなにたくさんの人が並ぶの、ちょっとわかったわ。ニンニク入りスープの方も、いつか食べてみたいなあ。
ごちそうさまでした♪
樂天羊肉(MAP)
住所:台北市中正區羅斯福路一段25號
時間:11:30~21:00、金曜定休