「国定古跡台南地方法院(司法博物館)」の見学を終えた16時頃。
司法博物館向かいには白亜の現代建築「台南市美術館2館」が鎮座しているが、こちらは最終日に参観する予定なので、今は素通りする。
美術館のわきの永福路二段から入った路地には、2019年4月に宿泊したお洒落なホステル「U.I.J Hotel & Hostel - 友愛街旅館」がある。この周辺には市場や小吃店、カフェなどがたくさんあって、そぞろ歩きが楽しい。
路地を散策していると、U.I.Jホステルの隣の古民家がカフェか何かになっている様子で、周りに人が集まっていたので近づいてみた。
お店の名前は「Chun純薏仁。甜点。」。甘味屋さんだった。
メニューを見るに、「薏仁」、ハトムギと抹茶白玉が売りの様子。
古民家の風情が素敵で、なんかとっても気になった。これは立ち寄れとの神様の思し召し。
座れるか聞くと大丈夫そうだったので、定番らしい「白玉紅豆薏仁」を注文した。価格はメモしてないけど120元くらいだったかと。
1階は注文を受けるカウンターのみ。客席は2階で、2階に上がると10人くらいしか座れないミニマム空間。
なるほど、こんなに狭いからイートインを選ばずにテイクアウトの人が多かったのね。
1階で注文して、2階の客席でいただいたあと、食器をセルフで片付けて、最後に1階で会計する流れだった。
さて、ほどなくやってきた「白玉紅豆薏仁」。直訳すると、白玉小豆ハトムギ。(ええ…汗)
お粥状のハトムギの上に小豆がのってるお椀と、抹茶の中に白玉と抹茶白玉を入れた小皿のセットだ。
まずは、ハトムギを一口食べてみる。うん、ほぼ味ないくらい、あっさり自然な甘み。体によさそうな感じよ。葛湯ぽいかな?
小豆と一緒に食べると、ほんのり小豆の甘味が加わる。このままでも美味しい。別添えの抹茶白玉と白玉を、抹茶ごとハトムギに加えると、また違った美味しさが楽しめた。
ハトムギって、甘味として食べたの初めてだけど、なかなかいいなあ。
お店もレトロ可愛いくて雰囲気抜群だし。席数が少ないけど、立ち寄る価値あり。
天気が良ければ、店頭の机や窓の外の小さいカウンターで食べるのもアリみたい。
気になる人はぜひお試しあれ♪
2022年9月2泊3日台南漫遊5-DAY1-5につづく~
Chun純薏仁。甜点。(MAP)
住所:台南市中西區友愛街115巷5號
時間:11:00~18:00
※イートインはミニマムチャージ1人120元。席の利用は40分まで。
※体験記の内容と現地の現在の状況は異なる場合があります。