昨日、クリスマスイブのお昼時、日本のネットニュースでクリスマスのチキンの話題を見ていたがぁこさんの口から「肯德基(ケンタッキー)…」とつぶやきが漏れた。
そのつぶやきが上司に拾われ、日本のクリスマスの話題となった。
上司 「そっか、日本の人は今日はKFCのフライドチキン食べるんだよね」
同僚 「え、なんで!?」
がぁこ「KFCが賢くて、広告に全日本が洗脳されたから(ここから昭和の歴史の紹介になる)」
同僚 「ああ、中秋節に焼き肉食べるのとおんなじね!(台湾ではバーベキューソースのCMから全国の習慣になった)」
がぁこ「そうそう」
そんな会話をしたものだから、すごくフライドチキンが食べたくなってしまったがぁこさん。お昼はお弁当を持参してるのでいけないし、夜食べに行こうかと思ったら、昨日は帰宅時間は雨が降ってたので、ウォーキングせずに帰宅したため食べ損ねた。
本日は歩ける天気だったので、フライドチキンを求めてMRT大安駅の近くの国立師範大学付属高校のすぐ隣の「法大炸雞 Fukdup Fried Chicken 大安信義店」に突撃した次第。
ここは、以前にフライドチキンやチキンバーガーを食べて美味しかった「小勇士徳州炸鶏Golden Fried Chicken」の2軒隣に新しくできたフライドチキン屋さんで、開店してからずっと気になってたのだ。
「法大炸雞」は台中が発祥のチェーン店らしい。お店のキャラクターらしい鶏のキャラクターがお店の壁に描かれていて、ドラム缶の机があったり、ポップで明るい雰囲気のお店だ。
お店の前に貼ってあるメニューを見るに、フライドチキンは台湾風のぽってり衣ではなく、ぱりぱり薄めのKFCっぽい衣の様子。
最初にGoogle先生の地図で見たメニューはセットが260元以上する感じでお高いのしかないのかと思ったが、店頭でよく見るとチキンとドリンクだけの150元前後のシンプルなセットメニューもあり、こちらを食べることにした。
選んだのは、「無骨雞腿排套餐」150元。内容は、骨なしもも肉のフライドチキンと35元のドリンクのセット。ドリンクは無糖の高山烏龍茶にした。
価格に対しての正直な感想としては、高い。
お茶代35元を引いたフライドチキン代は115元の計算になるから、高い部類だ。夜市のフライドチキンなら1枚80元くらいだからこの値段だったら2枚くらい食べれる。食堂の鶏もも肉の素揚げでも単品100元くらいだもの。でも、この値段になるだけのこだわりとか品質があるんだろう。しかし、たまにだし、よしとしよう。
チキンは出来立てを席に届けてくれる。店員さんに出来るまで5分ほど待つといわれ、席に着く。待っている間もテイクアウトの配達の業者の人が次々と出入りしてたので、イートインは空いてるように見えたけど、結構繁盛しているようだ。
しばし後、届いたのがこちら。うわあ、美味しそう~~~!!
チキンの大きさは私の掌の中指の先くらいまで、だいたい16㎝くらいかな?
なんか小さ目かな? 期待してたほど大きくはない気がする。
でもドリンクがデカすぎてビビった。ドリンクがデカいから余計チキンが小さく見えるのかな?
こちらのフライドチキン、よそのとは一味違った香りがした。
カレーみたいな、すごいスパイシーな香り。日本の人で苦手な人が多い漢方系のスパイスとは違う。とにかく、食欲をそそるすごくいい香りで、食べる前から期待度MAXに!
揚げたてだから、手で持つとアッツイ!
かぶりつくと、衣がザックザク! この歯ごたえ、いいねえ~~!
そして鶏肉がぷりっぷりで、肉汁があふれてくるジューシーさ!(写真ぼけた汗)
むちゃくちゃ美味しいです!!
テーブルにあるチリパウダーかけても美味しかった。
運ばれてきたときは、ドリンクでかくてびびったけど、チキンがしょっぱめだから、最終的にはちょうどいい量だった。
食後の後片付けはセルフサービスで、カゴや紙袋などをまとめてカウンターに返却する。
食べてるときはチキンが小さめで少ないかもと思ってたけど、食べ終わって外に出てきたら、結構お腹いっぱいになっていた。
いやしかし、独特なスパイスだったけど、すごい美味しかった。
そして高いけど、ぜひ、また食べたいと思う。
ああ、クリスマスにフライドチキン食べれて満足。満足。
みなさんも、良いクリスマスをお過ごしくだされ~
メリークリスマス!
法大炸雞 Fukdup Fried Chicken 大安信義店(MAP)
住所:台北市大安區信義路三段 109-7 號
時間:10:30~22:30