ここはこの辺りでは貴重な、土曜日の午前中も営業しいる郵便局だ。
平日はなかなか営業時間中に手紙を出しに行くのが難しがぁこさん、土曜に市場に買い物に行ったついでに立ち寄ることがある。
あるときふと、入口横にプレートが設置してあるのに気が付いた。
今まで6~7年利用していて、まったく目に入ってなかったけど、何かしら?と目をやると何やら日付が書いてあった。
消印かしら。
15.6.5? あ、でも「台北・東門町」って右から読むんだったら、5.6.15?
丸いプレートの上に、解説板が設置してあり、そこにはこのように書かれていた。
東門町は、日本統治時代の台北の行政区の一つであり、当時、日本人の住民が多くいた。「東門町出張所」は東門郵便局の前身で、1934年(昭和9年)12月1日に設置され、台北白の東門に位置することから、この名が付いた。当時は台北郵便局で最初に設置された支局で、天下一の支局を誇った。昔は簡素なレンガ造り二階建ての建物だったが、今は斬新なMRT駅ビルに生まれ変わった。中華郵政は、この「第一の支局」としての地位を世に示すために、ブロンズ製の郵便印「台北・東門町」を鋳造し、記念として後世に伝えることにしたのである。郵便印に描かれた数字「15.6.5」とは、昭和15年6月5日を意味しているのである。
おおおおお!!
すごい!!
そんな歴史のある郵便局だったなんて、知らなかった!!!
しかも、その歴史を台湾の郵便局が歴史を伝えるためにこんなプレートを設置してくださってるのに、すごく感動した。
普段の生活の中に、まだまだもっと、気が付いてない歴史スポットがたくさんあるんだろう。
台北生活、やっぱり奥深いわ~。こういうのがたまりませぬ。
日本統治時代建設の美麗な本局の台北郵便局にも、ひさしぶりに行きたくなってきた。
うん、また行こう。
そうそう、写真は撮ってないけど、郵便局ってなかなか可愛いオリジナルグッズがあったりするのですよ。
お土産にもいいんじゃないかと思うので、観光でいらした皆様におかれましては、平日に永康街に遊びに行かれた際には、立ち寄ってみられてもよいのではないでしょうか♪
台北東門郵便局(MAP)
住所:台北市中正區信義路二段163號
時間:08:30~17:30、土曜日09:00~12:00、日曜日定休