台湾旅行のお土産に、真空パックの塊のからすみをもらった!
……のはいいけど、どうやって食べたらいいかお困りの方!
台湾のからすみ屋さんとかお土産物屋さんだと、炭火やバーナーで炙ったりするのを見ますが、家庭では難しいことも多いかと思います。
なので、簡単にフライパンで炙りましょう!
がぁこさんはいつもそうしてるよ!
からすみって何?
からすみは中国語で「烏魚子」。ボラの卵巣を塩漬けにしたもので、「一腹」は一匹分の左右あわせて二つの卵巣で作られている。
台湾のからすみの生産は、毎年10月下旬ごろから始まって、北から南にボラが移動していくと、産地も新竹から高雄へと南下していく。
12月の今は、まさにからすみ生産の最盛期。今シーズンのからすみがそろそろからすみ屋さんに並んでるんじゃないかしら。
台湾でもからすみは高級で、春節のごちそうにはほぼ必ずからすみが登場するし、新年の贈答品になったりする。
この冬、台湾に旅行に来たら、ぜひからすみを買ってみてください♪
フライパンでの炙り方
閑話休題。
がぁこさんのいつもの炙り方は以下の通り。
だいたい日本に持ち帰ると、からすみは冷凍保存すると思う。というか台湾でも買ってすぐ食べない場合、冷凍のものを買ってきて冷凍保存する。冷凍だと、だいたい1年は保存できる。
STEP1
ひとりで一気に全部は食べられないので、半分の卵巣ひとつだけ、食べる日の前日に冷蔵庫に移してゆっくり解凍しておく。
STEP2
我が家の力の弱いIHコンロの焼き物200℃でフライパンを加熱。ガスコンロだと弱火とかかな? テフロン加工のフライパンなので油はひかない。
STEP3
解凍したからすみの薄皮をむく。手で簡単にむける。
STEP4
薄皮をむいたからすみに、日本酒を少々振りかける。お店では刷毛で塗ったりしてるけど、かけちゃって大丈夫。上下裏返したりしつつ、全体にまんべんなく日本酒をなじませる。
さっとでいい。お酒にあまり長くつけすぎると、からすみさんがボロボロ崩れてくるので、どんなに長くても30秒とか短い時間なじませたらOK。
STEP5
加熱したフライパンでSTEP4のからすみを炙る。わたしは先ほどからすみに塗った日本酒も一緒に入れる。片面30秒とかで両面炙る。(下の写真は日本酒がちょっと多かったかも)
STEP6
からすみを斜めにスライス、または好きなようにスライスする。厚さは好みで。
台湾のお店では、大根の薄切りと葉ニンニクとかが一緒に添えられることが多いと思うが、大根の薄切りと長ネギスライスでOK。
わたくしは、からすみさんオンリーと日本酒とか、リンゴの薄切りと一緒に食べるのも好き。炙りたてのからすみ美味しいから、リンゴ切る前にいくらか口の中に消えたりもする。笑
食べきれない分はラップにくるんでポリ袋に入れて冷蔵庫へ。早めに食べよう。
贅沢に、からすみパスタにするのもあり!
炒飯とか、おにぎりとかに合わせても美味しい。
台湾でもからすみって、やっぱりけっこう高級なので、ひと様からいただいたり、安い調理済みの真空パックのを自分で買ったときは、テンション上がります。
食べすぎ注意の美味しくて危険な魚卵、からすみ。美味しくいただいてくださいね♪