そろそろ梅が咲いてるかと思い、北側の大忠門わきにある梅エリアに向かうと、日当たりのいいところの梅の木がぽつぽつと八重咲の花を咲かせていた。
中正紀念堂のお花のガイドページによると、このあたりに植わってるのは「宮粉梅花(寒紅梅)」か「純香梅花」という梅らしい。どちらも白っぽい八重咲の花があるみたい。
ガイドをよく読むと、寒紅梅は通常2月に開花するとのこと。もうひとつの純香梅花はお花を鑑賞するための品種で、台湾で品種改良された台湾の梅だそうだ。開花時期は初春と書いてあるので、今咲いてるのはこの純香梅花なのだろう。
梅のエリアから、中正紀念堂の本館建物裏や南側の桜が植わっているエリアも歩いてみると、ちらほら赤っぽい濃いピンクの桜も花をつけている木があった。
これは「緋寒桜(ヒカンザクラ)」であってると思う。毎年1月から2月にかけて開花するこの桜は、台湾で赤い桜を見たらだいたいこれと思っていい、台湾のスタンダードな山桜だ。
日本の品種の薄ピンクの花が枝にたくさん咲き乱れる華やかな桜ではないけど、楚々として綺麗。
年が明けたら次々に開花するんだろうな。楽しみだ。
これからは、天気がいい週末はなるべく中正紀念堂の梅と桜の様子を見に来ることにしようかな。
中正紀念堂(MAP)
住所:台北市中正區中山南路21號
時間:本館9:00-18:00、屋外5:00-24:00
中正紀念堂・園内景勝地案内