淡江大橋の歩道を淡水側の西側入口から八里側に歩いて渡り、東側の歩道を折り返して、淡水側に近づくにつれて、右前方の橋の下に見えてくる半円形の緑地に立つモダンな建物が、淡江大橋の管理センター「淡江大橋橋梁管理中心」だ。
管理センターでは、2026年8月12日まで「淡江大橋工程美學特展」と題した橋のデザインと工程を紹介する展覧会を開催している。5月に来た時は下調べしていなかったので、管理センターに入れることも、展覧会を開催していることも知らず、後から知ってたいそう悔しかった。
今回の淡江大橋再訪は、この展覧会参観がメインイベントなのである。
橋の管理センターは屋上緑化のエコ建築。先ほど少し離れた橋の上から見た時は半円形の敷地に見えたが、近づくと円を描く道路に囲まれた円形の敷地の中に円形の建物が建っていることがわかる。
橋の歩道から自転車牽引道が繋がっているので、自転車も歩行者もいったん大回りして地上に出なくても、管理センターに立ち寄ることが可能だ。
3回には展望テラスがあり、ここから淡江大橋の全景がすごく綺麗に見える。
3階から室内に入ると、手前は売店で、奥の室内が展覧会場になっていた。展覧会場と売店の境目にロープが貼ってあったので、警備の人にどこから展示会場に入るのか聞いたところ、一律1階入り口からの入場という。
1階にエレベーターで降りようとしたら、展覧会の開催期間だからかわからないけど、どうも逆走不可みたいになってたので、また外のテラスに出て、テラスわきの階段で1階へ。
5月の開通直後は、開通記念の展覧会「淡江大橋工程美學特展」も入場制限をかけるほど大混雑だったと聞いていたので並ぶかと思ってたけど、並ばずに入場できた。入場無料だった。
管理センターの建物は、コンクリート打ち放しで、館内は円の外周をなぞって螺旋状にフロアを上がっていく造りになっていた。
展示内容は、淡江大橋の構造や、100年持つように耐震・耐風性など様々な検証を重ねた過程の紹介、季節ごとに移動する日の入りの角度も考慮したデザインについてなど、建設計画からデザインコンペ、建築過程、完成後の施設紹介まで、ありとあらゆる角度で淡江大橋を紹介しており、非常に見ごたえがあった。
こちらは季節ごとの日没の位置の比較。夕陽観賞のメッカである淡水の景観をいかに邪魔しないで橋を建てるか、検討に検討を重ねた結果が今のデザインなのね。
こちらは台風などによる強風と大雨に対する耐久性のシュミレーション。海風が相当強いし、風圧を逃がしたりするの大変そう。
2階はほぼ壁沿いの通路だけのフロアで、壁沿いに展示物が並んでいた。
ガラス張りの壁のおかげで明るく、外の風景も見えて居心地よし。1階には椅子はなかったが、2階にはコンクリートのベンチがあり、景色を眺めながら休憩できるようになっていた。
こちらはいろいろな形の主塔デザイン案。
あと、淡江大橋の主塔のデザインにチャレンジするコーナーが人気だった。よその子が遊んでるのを後ろから見てると、タッチパネルでデザインを選んで組み合わせて、自分だけの主塔デザインを創作するみたい。
出来上がったデザインと実際の風景が合成された画像がとなりのスクリーンに表示されていた。他の挑戦者の作品も見れて面白かった。
3階は生態保全についての展示や、デザイン関連本の展示が行われていた。
ガラスウォールの外をのぞくと、屋上緑化と曲線を描く建物の構造が間近に見えた。
上の階から下の階をのぞくと円形の構造がよく分かって面白い。
展覧会を参観し終えてから、2階のベンチに戻りしばし休憩。コンクリでおしりが痛くなるので長く座るのはしんどいが、座れるだけでも御の字。さらに冷房もあんまり効いてなかったけど、涼しいし、各階には綺麗なお手洗いもあって、休憩所としてもいいところだった。
展覧会が終了してからも、管理センターは淡江大橋の散策前後の休憩スポットとして活躍するだろう。
3階テラスから淡江大橋の全景を観賞したい人や、現代建築好きの人にもおすすめ。
これてよかったわ!
2026年7月淡江大橋再訪&古跡巡りの旅④につづく~
淡江大橋橋梁管理中心(MAP)
住所:新北市淡水區中正路一段87巷8弄30號
時間:10:00~18:00、月曜休館
入館無料
※自転車牽引道開放時間は08:00~19:00
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