牛肉麺でブランチの後は、西寧南路を北上して、忠孝西路を北側に渡り、西寧北路から迪化街方面を目指すつもりで歩き始めた。
この辺りは普段ほぼほぼ歩くことが無いのでなんだか新鮮。ふと見ると、右手に日本家屋の宿舎群。ああ、これは台湾鉄道の旧宿舎群だわ。
MRT北門駅前の国立台湾博物館鉄道部園区、日本統治時代の台湾総督府鉄道部の宿舎群で、高官が住んでいた宿舎とか残ってるみたい。とりあえず置いたままになってるけど、今後修復利用したりする計画ってあるのかな。
また北に進み、市民大道を渡ると、本格的に大稲埕エリアに突入。しばらく進むと、左手に「全祥茶莊精製廠」と書かれた建物が見えてくる。ここは名前の通り、昔の製茶工場だ。
10年位前、まだ大学在学中に参加した歴史ガイドツアーで聞いたところによると、清代に大稲埕が拓かれたころは、この建物の裏のすぐそばまで淡水河の水辺だったそうで、工場で加工した茶葉を岸から直接船に積んで淡水河から世界に輸出していたんだって。
このすぐ北側の角には「李臨秋故居」という有名な作詞家の旧宅があって、ガイドツアーで行ったときは平時は一般公開してなくて外観だけ見て説明聞いたなあ……と思い出しながら歩いて行ってみると、なんか綺麗にリノベされてる!
しかも、一般公開してるっぽい!!
ええ、待って、何年か前に通りかかったときも非公開だったよね!?
おおおおお、いつのまに……!
なかは資料館になっているみたい。
参観無料ですって!
たまたま通りかかって出逢うなんて、これも何かの縁。見学しよう!
中に入り、カウンターのそばにいらしたスタッフの女性に、いつから一般公開しているのかお聞きしたところ、以前は「李臨秋故居」は作詞家の李臨秋先生のご家族が手放されたため、他所の人の所有になっていたが、李先生の息子さんが買い戻して、2022年に改修工事を行い、2023年末から一般公開しているのだとか。
ここで簡単に作詞家の李臨秋について説明しておこう。
李臨秋は日本統治時代から戦後にかけて活躍した台湾歌謡曲の作詞家。一番知られている作品は、テレサテンや一青窈などもカバーした「望春風」という台湾語の歌。
みなさん、どこかで聞いたことあったかな?
さて、早速見学スタートしよう!
入口から入ってすぐの1階はピアノや古い写真、「望春風」の楽譜などが置かれていた。
この写真の方が李臨秋先生。
カウンターにはグッズ販売コーナーがあり、がぁこさんはおもわず「望春風」のレコードの形をしたコースターを購入。
入館無料なので、せめてグッズをひとつでも買って、気持ちだけでも建物の保存・運営を応援する意味もある。
奥にはお茶やコーヒで一服もできるスペースもあって、時間があればゆっくりお茶するのもよさそう。
スタッフの方の案内によると、このスペースにはときどき民謡などの歌手をお呼びしてミニコンサートも催してるとのこと。コンサートの場合でも、チケット200元でお茶つきでほぼお茶代みたいな感じみたい。
2階は李臨秋先生の私物や当時の生活用品の展示コーナー。
古い建物自体も見どころの一つ。
レコードや李臨秋先生の私物などの文物もたくさん展示されていた。
日本統治時代の書類は日本語表記のものもあり、歴史が感じられる。
歴史と社会の変遷と先生の歌詞の創作の精神がよくわかる、すごい見ごたえのあるドキュメンタリーになっていた。
スタッフの方によると、日本語字幕版や英語字幕版もあるので、希望すれば切り替えてくださるとのことなので、見学に行かれた方は、時間が許すのであればぜひ見ていただきたいと思う。
そうそう、ここは冷房も効いてて、綺麗なお手洗いもあるので、休憩がてら参観して、ゆっくり展示を見るのがおすすめです!
2025年8月大稲埕散歩③につづく~
李臨秋故居(MAP)
住所:台北市大同區西寧北路86巷4號
時間:10:00~12:00、13:30~17:00、月曜・火曜定休
参観無料
ここまでのルート(MAP)
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