前の方でも書いたが、今回の旅では、できるだけたくさんのお店で火鶏肉飯を食べて、食べ比べを楽しみたい、というのも旅の目的のひとつ。
1日全部火鶏肉飯でもいいんだけど、嘉義には他にもいろいろなご当地グルメがあるのよ。
そのなかで、今回ぜひ食べたかったのが、嘉義の「涼麺」だ。
台湾の「涼麺」というのは、日本の「冷麺(冷やし中華)」に相当するものといっていいのかな。でも、台湾ではだいたいにおいて麺は常温で、キュウリの千切りがのってて、ごまだれがかかってるのが基本。
日本の冷たい麺にキュウリの千切りとか糸卵とかをのせて醤油ベースのたれをかける「冷やし中華」とは全然違う。
その台湾の涼麺のなかで、嘉義はまた特別で、よその地域とはたれが異なるのだ。
嘉義では、たれはごまだれに加えて、さらに「白醤」と呼ばれるたれをかけるのよ。そんでもって麺は幅広麺が主流なんだって。
「白醤」というのは訳すとそのまま、「白いたれ」っていうことね。嘉義の人が「白醋」と呼ぶ台湾の甘いマヨネーズを使った白いたれで、お店によって台湾マヨネーズに生クリームとかほかの調味料を加えたりして調整しているんだそうな。
だいぶ前に台南で嘉義式の涼麺を食べたことがあるのだけど、マヨネーズそのままというよりも、真っ白でとろっとしたクリームみたいな食感で、意外とあっさりしていてとても美味しかったの。だから絶対本場でも食べてみたかったのよ!
で、旅行前にGoogle先生の地図を眺めていたら、ちょうど「可口火雞肉飯」のすぐそばに、人気の涼麺のお店があるのを発見したので、ランチ2軒目は涼麺となった次第。
というわけで、やってきたのは「公園老店涼麵」。
11時過ぎでまだ結構お昼には早い時間だけど、お店の前にはテイクアウトの人が何人も並んでいた。店内にも先客がいらしたが、まだ空いてる。いい時間に来たわね。
涼麺は基本と聞く寛麺を選択。小40元。
テーブルに「涼麺の美味しい食べ方」の案内が置いてあったので、麺が来るまで見ておこう。
曰く、
NO.1 ニンニク味:すりおろしニンニク1匙プラス。
NO.2 ニンニク&辛味:すりおろしニンニク1匙&ラー油半匙プラス。
NO.3 オリジナル:何も加えずそのままで。いちばん食材そのものの味が楽しめる。
お店が提供するのはオリジナルなので、好みで上記3つの食べ方のうち、好きに調整して食べてね!
ということだったので、がぁこさんはニンニク&辛味をセレクト。
うわ~~~!! 美しい!! 超美味そう~~~!!!!
食べてビックリ!
激ウマ!!
うわなにこれ、マジで超美味いんですけど!!
麺は、よその台湾式涼麺と違って、冷たく冷やしてあって、まさに冷麺。
ごまだれの上にかかってる白いたれは、マヨネーズというより、ふわっとしたクリーム。
オリジナルのままでもめちゃくちゃ美味しいんだけど、おろしニンニクとラー油が加わると、さらに上の段階に行くのよ!
マジで!! 激ウマ!!
これはみなさん、ぜひ食べてみていただきたいですわ!!
ちなみに、サービスで紅茶がむりょうだったんだけど、これはカラメルソースばりに甘くて飲めないシロモノだった。日本の皆様におかれましては、無糖のお茶を持参されるとよろしいかと。
とにかくおすすめです!
2022年12月2泊3日嘉義の旅18-DAY2-6につづく~
公園老店涼麵(MAP)
住所:嘉義市維新路36號
時間:09:00~17:00、水曜定休
ここまでの散策ルート(MAP)
自転車&徒歩。
※体験記の内容と現地の現況は異なる場合があります。

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