8月のお盆に日本から友人と旦那様がいらした際、夕食をご一緒することになった。
友人が行ってみたいとおっしゃったので、MRT市政府駅そばのデパート・微風信義2階のお洒落レストラン「心潮飯店」をネット予約し、当日は現地で集合した。
「心潮飯店」は2025年のミシュランガイド・ビブグルマンに選ばれているモダン台湾料理のお店。とても話題の店で最近名前はよく聞くけれど、がぁこさんは行ったことないお店だった。
予約時間の5分前にお店に行くと、ちょうど友人ご夫妻もやってきたので中へ。
店内を見ると、大人数用と思われるテーブルはいくつも空いていて(予約席かもしれない)、少人数用の席はほとんど埋まっていた。
私たちが案内されたのはレジの横の入口に一番近い席で、ちょっと残念だったのだけれど、私たちより後から来た人は、お店の外の通路に出されているテーブルに案内されていたので、あれよりはましではあった。
けど、割とちゃんとしたレストランで、しかもデパートで、通路の席に座らされることもあるというのが私的にはちょっと衝撃だった。細い道沿いの食堂じゃあるまいし……。
もし自分が、予約したにもかかわらずあの席に通されたら……と考えると、もやもやする。でも、それだけ人気で席が足りない、それでもいい、っていうお客さんが多いってことなのかしら。ううむ……。
話は戻り。
席について、まずはドリンクを注文。カクテルとかすごいいっぱい種類があったけど、私は普通に紅烏龍冷泡茶を注文した。ワイングラスにちょこっとだけ、お洒落にサーブされましたよ。
前菜は「梅汁釀番茄」180元。甘い梅干しのたれでスライスしたトマトを漬けたマリネで、さっぱりした美味しさ。トマトの上にジャスミンかな?お花が飾ってあるのも可愛かった。
次は「蝦仁韭香金磚」380元。エビと書いてあるけど、最初はどういう料理かよく分からなかった。メニューの英語表記を見るに「トースト」とあるので、食パン生地の上にエビのすり身を重ねて焼き上げたものに、ニラのペーストのたれをトッピングした、っていう感じでいいのかな。上の白い部分は冬瓜かなにか。
全体的には、エビのすり身の部分と土台の生地の香ばしさがとても良いコラボで、非常に美味しかった。
スープは「薑絲蛤蠣湯」300元。大きくてプリプリの蛤のスープ。ショウガと何かスパイス?科調味料?で、屋台の蛤スープより一段奥深い味わいだった。(気のせいだったらゴメン)
そして、こちらのお店の主力の炒飯は、「炙燒烏魚子干貝炒飯」580元をセレクト。これはすごかった。
まず見た目がすごい。ピンクのご飯はレッドドラゴンフルーツで色付けされていて、目にも鮮やか。けれど色だけでフルーツの味がするわけではなく香ばしい桜エビとサイコロ状のからすみと一緒に炒めてあって、炒飯の土台がもう美味しい。
そしてチャーハンのトッピングの貝柱が、またすごい。でかい。ちょっとあんまり見かけないくらい大きくてびっくりした。しかも刺身用で、表面は軽く炙ってあるけど、柔らかな食感と甘みが堪能出来て感動した。
おかずは「桂竹筍炒松本豬」380元。メンマみたいなタケノコと豚肉の甘辛炒めで、上にサクサクの天かす状の何かがトッピングされている。スタッフの方が「蛋酥」とおっしゃってたので、溶き卵を油で揚げたものであってるかと。サクサク香ばしいほうが勝ってて、卵の味はあまりしなかったけど、食感と香ばしさを楽しむものなんだと思う。
デザートはみなさんそれぞれ違うものを注文し、切り分けてシェアしていただいた。上から時計回りで緑豆ティラミス、チョコタルト、紅茶チーズケーキ。どれも美味しゅうございました。
ごちそうさまでした♪
心潮飯店(MAP)
住所:信義區忠孝東路五段68號2樓 (微風信義)
時間:11:00~21:00、木金土は22:00まで
※とても人気なので、Google先生の地図にあるリンクから予約するのがおすすめ
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