1月の旧正月帰省前の準備でばたばた、台北に戻ってきてからもなんかバタバタ、読みたい小説や見たい動画がたまってるのもあって、ブログの更新を全くしていないうちに、いつのまにかもう、明日から3月……!
もとい、本日2月28日は和平記念日で休日だった。たまには繁華街でもぶらつくかと中山にでかけた。のだが、ものすごいいい天気で、気が付けば27度を超える夏日に。
中山駅を出てしばらく散策していると、太陽ギラギラで暑くて暑くて、汗かいてきた。
しかもなんかPM2.5がいっぱい飛んでるのか、空気が霞かかってて、歩いてるとだんだん目もしょぼしょぼしてくしゃみまで出る始末。なんか、花粉症に近い感じ……台湾では花粉症でないから、これは空気の問題だなと思いつつ、座って涼みたいなと思ったときに思いだしたのが、駅のそばの「鮮芋仙 MeetFresh」だ。
「鮮芋仙 MeetFresh」は、タロイモ団子やタロイモペースト、仙草を使ったスイーツのお店で、日本にも進出しているからご存じの方も多いかもしれない。
日本語版のHPによると、「世界で800店舗を超える台湾スイーツ専門店」なんだって。
がぁこさんがまだ東京で働いてるOLさんだった2010年頃には、破竹の勢いで台北のあちこちに支店ができてて、大人気だったんだけど、最近は台北ではだいぶ店舗の数を減らしている。
中山のお店は店舗も大きく、駅から近い、貴重な鮮芋仙のお店なのだ。
話がそれたが、汗をかきかき歩いて疲れたがぁこさんの体が、いま、このとき欲しがっているのは、鮮芋仙の仙草ゼリーのかき氷だ!
なじみのない方のためにおさらいしとくと、「仙草」というのは、シソ科の植物の1種である仙草という薬草を指す。
乾燥させた葉や茎を煎じたハーブティーが「仙草茶」、仙草茶を煮詰めて濾して冷やして固めたゼリーが「仙草凍(仙草ゼリー)」だ。
効能は主に暑気払い、解熱、のどの渇きなどなど……。暑さに耐えかねた体が欲しがるのもお分かりいただけるだろう。
鮮芋仙 中山主題店の場所は、MRT中山駅の1番出口(2025年2月現在工事中)を背に左側の道に入って台北駅方面にほんの少し歩くと右手にあるのですぐわかる。
お店はファストフードのお店っぽい造り。お値段お手軽で座席も多いので、いつも若者でにぎわっている。
お店に入ったら、イートインの場合はまず先に自分で席を確保して、それからレジで注文&支払いを済ませ、呼び出し機を受け取って待つ。呼び出し機が振動したら注文した品物を受け取り、食後は食器を返却窓口に返却して終了、という流れだ。
本日注文したのはこちら、鮮芋仙雙芋招牌110元。
写真だとわかりにくいけど、一番下に仙草茶を凍らせた仙草かき氷?(シャーベット?)、その上に表面を覆う大きくて分厚い仙草ゼリー(黒く見えるところ全部が仙草ゼリー)、トッピングはタロイモ団子と芋団子、さらにタロイモペーストの贅沢仕様だ。
コーヒーフレッシュが添えられているが、これはお好みで。仙草は独特のちょっと苦みがあるので、初めての人はかけたほうがコーヒーゼリーっぽくなって食べやすいかも。私は使わないけど、無くても十分美味しい。
タロイモペーストは結構甘いけど、このちょっと苦みのある仙草ゼリーと食べるとちょうどいいくらい。かき氷の部分はそこまで甘くない。芋団子たちは程よい甘さで、ぷにぷに弾力があって、これまたいいアクセント。
かき氷とゼリーを食べていたら、だんだん体のほてりが収まってきた。いいね~
久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しいわ♪
Google先生のマップでは評価が3.4になってるけど、このお手軽価格と美味しさと、お店の綺麗さと立地を考えたら、がぁこさん的には★4以上は差し上げたい。
ただ、学生さんが多く、おしゃべりの声が賑やかすぎるので、ゆっくり静かにお茶したい、という人には向かないかもしれない。学生さんがいっぱいいるマックの店内みたいな感じですね。時間帯によっては人が少なくて、静かな時もあるけど。
あと、仙草系のほかに、豆花も美味しいし、プレーンな緑茶や烏龍茶が40元で結構大きいカップで出てきてお得なのもこのお店の素敵ポイント。
中山エリアの散策で、休憩したい時に、リーズナブルに甘いものとお茶がいただける、おすすめスポットです!
仙草かき氷&仙草ゼリーでまったりしたがぁこさん。本日はそのまま帰宅の途に就いたのでした♪
※イートインのミニマムチャージは80元、席利用は90分まで