「陳天来故居」が見学できなかったがぁこさん。そのまま貴德街を北に歩いていくと、すぐに民生西路に突き当たった。
このまま右折して迪化街方面に向かってもいいのだが、左手の通り向かいに大稲埕碼頭淡五号水門が見えたので、ひさしぶりに河岸の埠頭に行ってみることにした。
貴德街のある方から直接向こう側に渡れないため、いったん民生西路の北側に渡り、そこから水門へ向かう。
水門をくぐった先の「大稲埕碼頭広場」で最初に目に飛び込んでくるのがこちら「唐山帆船」。
「唐山帆船」というのは、清代に中国大陸(唐山)と台湾の間を往来するのに使われていたマストが3本の木造中国式帆船(ジャンク船)のこと。ここに置いてあるのは六分の一の模型だそうだ。
大稲埕碼頭広場といえばこの船、みたいなランドマークになってて、定番の撮影スポットにもなっている。
清代の淡水河はもっと水深が深く、唐山帆船でいまの新北市新荘まで上っていけたんだそうだ。しかし水位の低下と土砂の堆積でだんだんと上流に上がれなくなり、いまの台北市萬華、龍山寺のある艋舺(モンガ)に港が移転。
その後も土砂の堆積は続き、1860年代には艋舺も大きな船が入れなくなり、大稲埕に貿易拠点が移ったことで、1870年代から大稲埕の港は台北で最大かつ最後の内河港として全盛期を迎えたという。
清代後期から日本統治時代の大稲埕の黄金時代、大稲埕から茶葉をはじめとした交易品が世界各地に送られていったのだ。それがここだと思うと感慨も深い。
水門を振り返ると、華やかなりしころの迪化街の様子が壁に描かれているのが見えた。当時は豪商が集まる最前線の貿易港だったんだろうなあ。
唐山帆船の左側に目をやると、水上バスの切符売り場が見えた。
むかーしむかし、2回目の台北旅行の時にお友達とここから水上バスで淡水に行ったことあるわ。懐かしい。いまも淡水まで行くコースとかあるのかしら?
近づいて案内を見てみると、近所を回って風景や夜景を見るコースと、週に一度&予約制の淡水行のコースがあるみたい。
切符売り場の先にはコンテナマーケットがあった。
ここは夕方から夜にかけての営業なので、今はだれもいない。天気のいい日に夕陽眺めながらビアガーデンでビール飲むとか楽しそうねえ。
写真は撮ってないけど、コンテナマーケットの奥にはレンタサイクルショップもある。淡水側の河岸には新店から淡水河口まで、ほとんどの場所に自転車道が整備されているから、ここかYoubikeの自転車を借りてサイクリングに出かけるのもおすすめ。まあ、夏の昼間はアレだけども。早朝とか夜は最高に気持ちがいいですよ!
埠頭に立って淡水河の風景を眺める。
貿易の港。水上バスの埠頭。荷揚げ場。コンテナマーケット。自転車道。
大稲埕の今昔の風景が、重なって見えるような気がした。
2025年8月大稲埕散歩⑥につづく~
大稲埕碼頭広場(MAP)
住所:台北市大同區大稻埕碼頭
ここまでのルート(MAP)
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