このあいだ、休みの日の朝に東門市場に買い物に行ったとき、「そういえば、9月に俳優の竹内涼真さんがここで豆花食べたってニュースになってたな」と思い出した。もちろん、台湾のニュースで見たのだ。
「東門豆花」、Googleの表記では「江記東門豆花」ってなってるお店は、東門市場では割と有名どころのお店だが、そういえば、知ってるけど行ったことなかったわね。
思い出したのも何かの縁、まだ朝ご飯も食べてないし、朝食代わりに豆花いただくことにしましょうか。
お店の場所はちょっとわかりにくい。市場の奥の通路にあるから、初めて東門市場に来る人は、Google先生の地図の表示だと「だからどこ!?」となるかもしれない。というか、なる。
なので、まずは簡単に行き方をここで書いておくことにしよう。
豆花を食べようかなと思い立った時に私が立っていたのは東門市場の正面、信義路側。
中正紀念堂方面から歩いてくると、一番手前の入口は「信義路二段72巷」の通路だ。
東門豆花に行くのであれば、そのもう1本先の金山南路寄りの通路から入ろう。入口に「東門弾子房」という看板があるので、そこから通路に入って、まっすぐ歩いていく。
この通路は東門市場の「新館」と呼ばれる部分で、わりと建物が新しめの綺麗なエリア。壁に貼ってあったフロアマップを分かりやすいように信義路を下にするとこんな感じ。
その綺麗なエリアが終わり、奥のもっとごちゃごちゃしたエリアとの境目にある「東門市場」の看板の下をくぐり、右手の「東門麺線」の赤提灯を右に曲がる。
東門麺線を右に曲がると、麺線の店を右手に、左側の向かいが「東門豆花」だ。
私が行った時は、2人ほど並んでいて、店内もほとんど席が埋まっていた。けど、持ち帰りの人の方が多そう。
ここで気が付いたが、夏にであった東門市場の激安ワンタン麺のある牛肉麺店は東門麺線の並びで、東門豆花のはす向かいだった。あらあ、今まで気が付かなかったわ。
あと、写真は撮ってないけど、金山南路の方からこの通路に入ってくる場合は、金山南路144號の黄色い宝くじの店の右側の通路から入ると、突き当り手前右手が東門豆花だ。
閑話休題。
ともあれ、ちょうど席が空いたのでイートインでいただくことにした。
豆花のメニューはアイスかホットしかない潔さ。1杯50元だ。
この日はやや暑かったので、アイスを注文して、先にお支払してから席へ。
運ばれてきた豆花がこちら。
スープのお椀くらいの小さめのお椀に、茶色いシロップにつかった白い豆。トッピングは茹でた落花生が少し。アイスだが氷は入っておらず、豆花とシロップは冷やしてあった。
豆花本体は、ムースのようにするっと溶けるように柔らかい。つるっというよりは、ふんわりとした食感。ちゃんと大豆の味もする。シロップは程よい甘さで、くどくない。
しみじみ、じんわり美味しい豆花だった。
「基本の豆花」といった感じで、初めて豆花食べる人にも食べやすいんではないだろうか。量も少なめだし、食べ歩きの邪魔にもならないだろう。
そうそう、お店の壁に貼ってあった表記を見ると、こちらの豆花は非遺伝子組み換え大豆とショ糖を使用しているとのこと。ご参考まで。
気になる方は、ぜひ食べに行ってみてね♪
江記東門豆花(MAP)
住所:台北市中正區金山南路一段142巷5號
時間:7:30くらいから14:00過ぎくらい、月曜定休
(Googleマップでは24時間とか書いてあるけど、そんなわけないw)